塩梅が大事
■今週の「逸品ものがたり」は、「青柳正家」の菊最中です。餡が2段重ねになった姿は、キノコのようでもあり、笠をかぶったダルマのようでもあり、何ともユニーク。しかし、この「2段重ね」が可能なのは、固すぎず、柔らかすぎずの絶妙な加減に炊き上げられた餡があってこそ。初代より受け継がれた技術と、研ぎ澄まされた作り手の感覚によって生み出されるものなのです。「ものに合った組み立て(=塩梅)」が大事。先代からの教えを胸に、現店主・須永さんは今もさらなる上質を追求しています。
詳しくは、本日の『朝日新聞』朝刊をご覧ください。
*連載は東京および関東の『朝日新聞』マリオン欄に掲載されています。掲載は毎週木曜日で、横浜市のみ翌週火曜日となります。
■現在、編集部は、12月号「黒板のある店の良心レシピ」の準備中。心置きなく何度でも訪れたくなる、「良心が溢れた黒板」のある店のガイドと共に、その店で出している料理の作り方もご紹介します。プロの味に近付くための、微妙な“塩梅”もしっかり聞いてありますよ!
人と食事に出かけ、人を招く機会が増えるこれからの季節、必読の内容が盛りだくさんです。11月6日の発売日をお楽しみに!
■先日のブログにもアップした、冷蔵庫のオリーブ。ちょっと気を許すとす ぐにワインのつまみになってしまうのですが・・・。ある夜、イトウがテイスティングをしようとテーブルにオリーブを並べたところ、すかさずワインがあき、いつの間にか宴会に?(編集長はヨコで仕事中・・・)。
翌日、イトウは居残り勉強のように、テイスティングシートを元に、一粒一粒チェックしていたのでした。この成果は12月号にて!
2007年 10月 18日 INFORMATION | 固定リンク
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