パリのギャルソン、銀座に舞う!
渋谷bunkamuraのカフェ「ドゥ マゴ パリ」でお茶をするのが、学生時代楽しみでした。黒いタブリエを身につけたギャルソンが、きびきびとした身のこなしでテーブルを回り、お会計を頼むとポケットからさっとおつりを出してくれる。まだ行ったことのないパリを、ここで感じたものです。
サルトルやボーヴォワールなどパリの文化人たちに愛された、由緒あるカフェ「カフェ・ド・フロール」。ここで、今、ギャルソンとして活躍する日本人がいます。生粋のフランス人だけが選ばれてきた「カフェ・ド・フロール」のギャルソン。山下哲也さんは、フロール創業から145年目にして初めて、フランス人以外のギャルソンとして店に立つことを許されました。
その山下さんが、この夏一時帰国。銀座「オーバカナル」でギャルソンとしてサービスに立ちます。
プロとして世界のトップレベルの場でギャルソンをしたいと渡仏し、控えからレギュラーになって4年。山下さんは、今「身につけたことを日本に伝えていきたい。」と静かに話します。
……と、今日はここまで。山下さんについては、改めて取材の後、連載「食の世界の美しき仕事人たち」でご紹介する予定。まずは、銀座「オーバカナル」で山下さんのサービスを体感してみてはいかがですか。8月5日まで、あと1週間です。(ogura)
■「オーバカナル」サイトはこちら
http://www.auxbacchanales.com/front-j.html
2007年 7月 28日 EVENT(食の世界の様々なイベント) | 固定リンク
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