銀座という街の菓子
■高級ブランドショップが立ち並ぶ銀座。しかし一本道を入ると、創業何十年という老舗がひっそりと佇んでいたりもします。
今週の「逸品ものがたり」で紹介する元祖あんみつが生まれたのは、昭和5年。明治27年から続くお汁粉屋だった「銀座若松」の2代目が、みつ豆に餡をのせて出したのが始まりといいます。その後、歌舞伎役者や宝塚スターの間で人気を博し、いつしかこのあんみつを求めて、「銀座若松」は銀ブラの定番コースに組み込まれたとか。
常に時代の最先端を発信し、そしてそれが文化として残っていく。元祖あんみつは、そんな銀座という街を象徴しているお菓子のように思えます。
詳しくは、本日の『朝日新聞』朝刊をご覧ください。
*連載は東京および関東の『朝日新聞』マリオン欄に掲載されています。掲載は毎週木曜日で、横浜市のみ翌週火曜日となります。
2007年 6月 14日 INFORMATION | 固定リンク
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