KRUG×京友禅
1本の樹から生まれた2つのアート
何を隠そう、着物好きです。20年以上前から集めています。洋服ではあり得ないような派手な色や柄ばかり持っています。でも、仕事にかまけて、タンスに仕舞ったまま。瞬く間に時は流れ、袖を通さないうちに、「ああ、あんな派手な柄、着られない……」。それでも好きです。
「今年のクリュッグのアートイベントは京友禅とのコラボレーション」と聞いて、心が沸き立ちました。クリュッグを造るブドウで染めた京友禅の屏風とお花見用のテントが披露さ れるというのです。放っておけないキミジマ、お願いして撮影させていただくことに。いやぁ、美しかった……。ブドウで染めると、実に品の良い、ちょっとくぐもった艶のあるピンクに仕上がるのですね。クリュッグの家紋を染め抜いていたり、和の伝統文様の中に家紋を紛れ込ませて刺繍していたりの遊び心もお見事。
写真右上)クリュッグのブドウで染めた上に友禅文様を手描きしています。
写真右下)ほら、伝統文様の中にクリュッグの家紋が。
詳しくは7月号でご紹介します。お楽しみに。(kimijima)
左から)ひと目でクリュッグとわかるボトルラインもちゃんと表現されて。/屏風を収納する箱はフレンチオーク製。真田紐はシャルドネ染め。/カメラマンがテントを撮影中。
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