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2006年8月15日 (火)

『料理通信』9月号の第2特集は、バスクです!

お盆休みもフル活動中の編集部です。

さて、9月号はお菓子の特集だけではありません。
第2特集は、いま世界の注目を集めているスペイン・バスクの特集。

題して、「スペイン・バスク、美味街道を行く」。
バスクに行ったことがある人も、ない人も、ぜひお手にとっていただきたい!
「スイーツには興味がないし・・・」と『料理通信』の前を素通りしていた人も、今一度、書店へGO!! チャーミングなおじちゃんたちが、あちらこちらに登場するのも見所です。

では担当編集者からのメッセージをどうぞ!

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今回の特集には裏テーマがあります。
ずばり「2度目のバスク」。


Vasco2Vasco1









 ここ数年、スペイン・バスクへレストラン巡りに訪れる人が、私の周りでも少しずつ増えています。話を聞くと、皆さん最初はまず三ツ星の「アルサック」「マルティン・ベラサテギ」、そして注目の若手(いや、もうそろそろ中堅か)「ムガリッツ」に足を運ぶ方が多いようです。滞在日数が2、3泊だとすると、行けるレストランは3軒がせいぜい。よって、この3軒が選ばれるのはとてもよくわかるのですが、これで終わってはバスクの半分も理解したことにはなりません。やはり、次なるステップとして、ディープなバスクも知っていただきたいと、今回は山へ海へと車を走らせ、バスク人に愛される美味を取材して参りました。

「薪だけで料理する山奥のレストラン」「地元の人が絶大な信頼を置くシェフの店」「バスク人の愛する酒"チャコリ"の蔵元」「男たちの料理グループ“ソシエダ”」「7年間ずっと満員御礼の若手のバル」など、バスクの深みを知ることができるものに絞ってご紹介しています。

 最新の料理技術やモダンな皿など、華やかで最先端のものが人の目を集めるのは当然のことですが、なぜバスクにこれだけ実力のあるシェフや料理が集中するのか? と根っこを探っていくと、また違ったバスクの美味を探り当てることができます。

 バスクに行ったことのない方、これから予定されている方は、先々、必ず役に立つ情報が載っているので、是非、買い置きをおすすめします。2度目のバスクを予定されている方は迷わずどうぞ!(ito)

2006年 8月 15日 INFORMATION |

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