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2006年4月12日 (水)

『料理通信』 快調取材中!

パリの三ツ星シェフ、アラン・パッサール来日
 
“肉焼きの魔術師”と称えられながら、21世紀に入ると同時に、メニューからすっぱりと肉料理を外して、“野菜料理人”への転向を宣言(現在は産地限定の鳥類のみメニューに復活)。当時の料理界に衝撃を与えた人物です。“野菜ガストロノミー”の探求が始まってからは、自らの農園で野菜を育てることにもエネルギーを注ぐなど、ここ数年はもっぱら「土からの創造」に取り組んでいます。

 インタビュー時は、まるで言葉の一つひとつが宝石でもあるかのように、言葉を慈しみながら話す姿が印象的でした。「大切なのは、野菜のパスポート(身分証明書)」「今の自分の料理は、農園が与えてくれた愛の物語です」「私はこれからも素材と料理に忠誠を尽くすでしょう」……
 
“分子ガストロノミー”(=料理界で今一番先鋭的な動きで、調理法に変革をもたらす可能性大。『料理通信』0号で詳しく解説)という化学的視点を取り込んだ調理法の研究が進む一方で、あくまでも大地にこだわるパッサール。素材そのものの中に自分の求める味を見出そうとする彼の生き方に、料理の原点を感じたのでした。(kimijima)

chef-ap
インタビューは「東京プリンスホテル パークタワー」で。今回は、同ホテルで開催されたイベントとフェアのための来日でした。窓の向こうに間近に見える東京タワーをバックに、ポートレートを撮影。『料理通信』にて掲載予定です。

2006年 4月 12日 雑誌制作の舞台裏 |

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