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2005年11月 3日 (木)

【おいしさ】をめぐる5つの命題と2つの現場

「どうして、こんなにおいしいのだろう」から始まるのだと思います。誰でも最初は。

【おいしさの理由】(命題1)が知りたくて、繰り返し食べ、作っているうちに、
【おいしさの向こう側】(命題2)が見えてくる。

ある料理人さんが言いました、「料理から、風景が見えるんだよね」。
料理は気候風土の中から生まれるものだから、使われている食材がいつのまにか、
山の料理なのか、海の料理なのかを語っている。

あるフランス菓子職人は言いました。
「自然に恵まれたアルザス地方のお菓子はフルーツで飾られる。
土地のやせたブルターニュ地方のお菓子は生地だけで形作られて、
ほら、フォークで描くラインが飾りなんだよ」。

「ワインの味から、ブドウが生えていた土壌の性質が感じ取れる」
というソムリエは少なくないはずです。

そんなことを知ると、【おいしさまでの道筋】(命題3)があるのだと気付きます。
料理やお菓子が私たちをひきつけるのは【おいしさだけじゃない】(命題4)と思えてきます。

こんなふうにして、【おいしいって、どういうこと?】(命題5)にはまったのが、
私たち9人のトリッパ隊です。

5つの命題を解くべく、私たちはこれから新雑誌を立ち上げます。

命題解決の糸口を与えてくれるのは、私たちを取り巻くたくさんの優秀な
料理人・パティシエ・ブーランジェ・食材生産者の人たち。

このブログは、新雑誌立ち上げまでの活動報告です。

【おいしさが生まれる現場】であるレストランやパティスリーのレポートもお届けします。
このブログを通して、【おいしさの最前線】をクローズアップできたらと考えています。

トリッパ隊を代表して
君島佐和子

jum1 アルザスの豊かな自然の結晶とも言える
クリスチーヌ・フェルベールのジャム。
万華鏡のような多彩さだ。




gallet











    表面のラインが装飾のガレット・ブルトンヌ。
    見た目はシンプルでも、地元のバターがふ
    んだんに使われ、味わいはリッチ。

2005年 11月 3日 |

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