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2005年11月30日 (水)

バルセロナ「サロン・デ・チョコラテ」リポート

とどまるところを知らないチョコレート人気。パリからの「サロン・ド・ショコラ」レポートに続いて、バルセロナのチョコレートの展示会「サロン・デ・チョコラテ」を、バルセロナ在住の秦真紀子さんにリポートしていただきます。


 11月3日から4日間、スペインのバルセロナでも第1回「サロン・デ・チョコラテ(Salo de la xocolata)」が開催されました。主催はカカオ・チョコレート協会(Instituto de cacao y chocolate)と、バルセロナ・パティスリー組合(Gremi de la pastisseria de Barcelona)。他国に負けずスペインでもチョコレートは大人気。「カカオ・サンパカ」や「ショコア」等、チョコレート専門店も次々できて競争も激しくなっています。
 今回は、一般消費者にカカオとチョコレートにより親しんでもらおうという目的なだけに、入場料も低め(大人5ユーロ、7歳以下子供無料)、まさに大人も子供も楽しめるイベントでした。

salo2 メインは、約20のチョコレート製造業者、約15のパティスリー等の販売スタンド。ヴァローナ、リンツ等、海外の大手から地元店カカオ・サンパカまで、ほとんど全社、全店で商品の味見ができる豪華ぶり。店頭でボンボンやピエスのデモストレーションを行い、人気を集めたスタンドも。
           ヴァローナ社のスタンドでのピエス制作。
           テーマはお国柄を反映して「ドン・キホーテ」。

salo3  会場内のサロンでは、様々なセミナーが行われました。先着順で無料とあり、どの講座も 開講前は大混雑。目玉はチョコレートテイスティング講座。歴史や製造法の説明を聞き、カカオの品種や濃度の違う7種類のチョコレートを五感で味わう方法を体験。味わいの特徴をつかもうと、受講者はひとかけら口に含み真剣そのもの。とはいえ、中には席につくなり全部食べてしまった人の姿も。その他、各種ワインとのマリダージュ講座も大人気でした。

salo4  熱心にメモをとる人の姿も見られたのが、会場奥の舞台。スペイン最優秀チョコラテロ (ショコラティエ)最終選考のピエス作成や、ミシュラン星付きレストラン「ラコ・デン・フレイシャ」のラモン・フレイシャ氏、「チョコビック」のラモン・モラト氏等によるデモストレーションが行われました。
         ラモン・フレイシャ氏のデモンストレーション。
       
チョコレートリゾットや、チョコレートスープを披露。
          

salo0  最も熱気に包まれたイベントは「KCAU」。テレビの料理番組でおなじみのイスマさん司会で、プロの料理人と有名人のコンビ2組が、時間内に異なるチョコレート菓子を作って競うというもの。ロカ3兄弟の末っ子、「セリェール・デ・カン・ロカ」のジョルディ・ロカ氏や、99年スペイン最優秀パステレロ(パティシエ)、ケーキ店「ブボ」のカルレス・マンペル氏等が登場。人気歌手も参加し、会場が沸きました。

 予想を上回る3万5千人が来場した、第1回サロン・デ・チョコラテ。来年以降、さらに充実したイベントになると期待されています。
 
SALO DE LA XOCOLATA
http://www.saloxocolata.com/
 

文・写真 秦 真紀子(はた・まきこ)
2000年からバルセロナに住み、オリーブ油、生ハム、チーズの欠かせない胃袋に。飲めなかったワインにもはまる。日々スペインのおいしいものを追求し世に広めたいと願うフリーライター。

2005年 11月 30日 WORLD TOPICS |

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