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2005年11月19日 (土)

チョコレートの展示会 パリ「サロン・ド・ショコラ」-1-

 10月も半ばを過ぎ、秋風に誘われてパリに行ってきました。旅の目的のひとつは、「サロン・ド・ショコラ」。今年で11回目を迎え、すっかり秋の風物詩となったチョコレートの展示会です。10月22日~25日、ポルト・ド・ヴェルサイユ見本市会場にて盛大に開かれたこのサロンの模様を、3回に分けてリポートします。(seto)


■「サロン・ド・ショコラ」リポート
  ファッション・ショー

 開催に先立って行われた前夜祭には、名だたるショコラティエやパティシエ、業界関係者、プレス関係者が集結。シャンパンを傾けながら、あちらこちらでおしゃべりの輪が広がっていました。
 前夜祭の目玉は、なんといっても、デザイナーとショコラティエのコラボレーションによるチョコレート・ファッション・ショー、「ア・ラ・モード・ショコラ」。ポール・カ、ランセルといったフランスの有名メゾンの他、ポルトガル、レバノン、中国など海外のデザイナーも参加していました。彼らのデザインを元に、ショコラティエたちが、ときに大胆に、ときに繊細にチョコレートを操り、豊かな質感やスタイルを表現。両者の卓越した感性とテクニックによって繰り広げられる、“甘い”モードに、会場内は歓声とため息に包まれました。
 ショーの最後には、デザイナー、ショコラティエ、モデルが揃って舞台に登場。観客から熱い拍手が送られる様子は、テレビで見るファッション・ショーそのもので、「さすが、モードの都!」といった華やかさです。これらのドレスは、会期中は会場内に展示され、訪れた人々の目を楽しませていました。

A-1 PAUL KA + Jean-Paul Hévin
ポール・カとジャン=ポール・エヴァンのコラボレーションによるドレス。ポール・カの今年の新作ドレスのデザインが、見事にショコラで表現された。襟元やスカート、リボンのチョコレートのグラデーションが美しく、エレガント。




A-2Henri Le Roux + Aurélie Cherell
アンリ・ル・ルーは中国のデザイナー、オーレリー・シ ェレルとコラボレーション。もともとは、北京でのサロン・ド・ショコラのために作られたドレスである。オーレリーから、「テーマは“蝶の夢”ではどうでしょうか」と提案されたル・ルーは、「ああ、“夢”なら漢字を知ってるよ!」とすぐさまFAXに書いてオーレリーに送ったのだという。オーレリーはびっくり。ルルーが漢字の達人というわけではない。実は昨年、サロン・ド・ショコラで彼を支えてくれている日本人スタッフから、「夢」と書かれた習字の作品をプレゼントされ、気に入っていたのだという。それならば、この文字を使おうと、ドレスの背中には“夢”の漢字。中国でのサロン・ド・ショコラにふさわしいドレスが完成した。


A-3 La Maison du Chocolat + Jean Boggio
ラ・メゾン・デュ・ショコラはジャン・ボッジョがデザインした、クラシカルかつゴージャスなドレスで観客を圧倒。スカート全体に美しいチョコレートの細工が施されている。写真ではマントに隠れて見えないのが残念!

A-4












Story Tailors + Jacques Bellanger

ポルトガルのストーリー・テイラーズとジャック・ベランジェのコラボレーションによる作品は、バラがあしらわれたキュートなドレス。光が放たれたような冠も華やかで、目を引いた。


*次回は、サロン・ド・ショコラに集結した人気ショコラトリーをご紹介します。

2005年 11月 19日 WORLD TOPICS |

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