#17 結婚披露宴
日、月の定休日をうまく利用して、
3泊5日で東京に帰ってきました。
今回の目的は結婚披露宴!
高校時代の友人の式に出席、そして料理を作るための帰国で、目黒の八芳園さんに協力していただきました。
ちょうど一年前に、その彼女からのお願いでこういう事をすることになったのですが、僕としても初体験だったのでとてもわくわくでした。
ただ普通においしい料理を作るだけでは面白くない……
何か人にメッセージを残したいと思い、今回のコースにはテーマを決めて挑みました。
そのテーマは“マリアージュ”
別々の2つの素材が一つになるとおいしくなると言うことを頭に入れて、メニューを考えました。まさしく結婚です。
別々に育ってきた二人が、結婚を境に一緒になる……
自分で自分の事を“いけてるなーっ”て思いながら考えたテーマだったのですが……これが結構大変でぎりぎりまでメニューを考えれずあせっていました。(笑)
ただその素材二つだけでおいしくなるものがあれば、そこに何かつなぎ的な役割をするもの、もしくは温度差や、触感を変えることによって合うものだってあります。
そんな事を考えながらできたコースが……

■お通し
メロンスープとパルマ産生ハムのムース、グリッシーニ添え
■牡丹海老
タルタル仕立て、キャビア、新玉葱のババロワとクレープ
■フォワグラの茶碗蒸し
フォワグラポワレとグリーンピース、グリーンピースのエミュルジョンスープ


■鱸
低温で調理したフィレ、グリーンアスパラガスとさまざまな貝の軽い煮込み、貝のだし汁
レモンーサフランーウイキョウのクーリ
■牛肉のミルフィーユ仕立てわさび風味
ケイズパッション時代のスペシャリテ
■キウイフルーツ、ニュージーランドの思い出より
グラニテとシャーベット、ライムのメレンゲ ホワイトチーズのライム風味のムース
メインと、デザートは本人達の希望に沿い作ったものですが、それ以外に関しては……
すし屋の娘である新婦さんと、玉葱みたいな容姿の新郎をあわせた1品、そこにキャビアという卵が入ることによって……一皿が完成する!!ここには僕からの子宝に恵まれますようにというメッセージと、この二つの甘味のある素材が、キャビアの塩分でバランスよくなるように考えて創りました。
フォワグラの一皿はこの春2007年のスペシャリテでもあるのですが……
フォワグラとグリーンピースの両方の食材が、2種類ずつの触感、温度差によって一皿になったお皿です。
これには結婚してもお互い、いろいろと大変なことがあって、我慢をしないといけないときがありますよといったメッセージでした!!
どちらかがもしくはお互いが我慢、折れればうまく行くことは多々ありますよね(笑)
ま、こんな感じでテーマに沿ってメニューを創りました。
肝心な本人達は今回のメニューを忙しすぎて完食できなかったみたいですが、いらした来賓客の方たちからはおいしかったとのお声をいただきました。
でも、メッセージ伝わったのかな? はりきったのですが……
小さな僕からのメッセージでしたが……(もしかしたらこのブログを読みながら納得してる方がたくさんいたりして)
この式では、宴にふさわしいシャンパーニュの代表である、“マムのコルドンルージュ”で乾杯をしました!!
F1などでも良く見ますよね。
終わってみるとものすごく楽しかったように思えます。
こうやってする仕事はものすごくやりがいを覚えるし、料理人にとって大事な日の食事を作ることは本当に光栄なことです。
新郎新婦乾杯!! 末永くお幸せに……
2007年5月15日 ニースにて
Keisuke Matsushima
P.S. ホームページでもブログ始めました。
http://blog.goo.ne.jp/keisukematsushima/
2007年 5月 15日 | 固定リンク
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