軽井沢クーカル 今年も開催!
つくり手たちと飲み、食い、語らう 日本ワインの会
■『料理通信』で「ヴィニュロンを巡る旅」を書いたのは2006年、創刊からまだ2号目でした。あれから3年。新たな土地で独立して、ブドウを育て始めた人、出資者と巡り会ってワイナリーを設立した人、とうとう念願の自分のワインを出した人。
皆それぞれ新しい一歩を踏み出しています。
ヴィニュロンとは〈自らの手で育てたブドウでワインを造り、そのワインを売る人〉。ヴィニュロンと呼べる造り手たちも、この数年間で、少しずつ日本に増えてきたように思っています。彼らの日々は、肉体的にも、金銭的にも、決して楽とはいえない毎日かもしれません。それでも、みんな自分の思い描くワインのために、がんばっています。
畑に出ることを何より大切にしている8人の造り手が、全国各地から真夏の軽井沢に集結します。
毎年恒例のフードフェスティバル「Cu-Cal(クーカル)」。この日は、造り手のみんなもみなさんと一緒にワインを飲み、一緒に会場を自由に歩き回りながら、交流します。どちらかといえば、口べたな彼らですが、是非、彼らと話をしてみてください。ワインの向こう側には何があるのか? 彼らがどんな想いを抱いて、その土地でブドウを育ているのか? 今まで気づかなかった何かが見えてくるかもしれません。
参加ヴィニュロンたちは以下の通り。
北海道:「ドメイヌ・タカヒコ」 曽我貴彦さん
「ナカザワヴィンヤード」 中澤一行さん
山形: 「タケダワイナリー」 岸平典子さん
「酒井ワイナリー」 酒井一平さん
山梨: 「ルミエールワイナリー」 小山田幸紀さん
「四恩醸造」 小林剛士さん
長野: 「Kidoワイナリー」 城戸亜紀人さん
「小布施ワイナリー」 曽我彰彦さん
料理をプロデュースするのは「キッチン・セロ」の女将こと岩倉久恵さん。「キッチン・セロ」の料理スタッフ全員が大移動。「キッチン・セロIN 軽井沢」です。余市のサクランボ、小布施のナスなど、生産者の地元の食材を集めて、それらを生かした料理を考えてくれています。もちろん、ワインとの相性も抜群。ワインと料理にはこんな組み合わせがあったのか、という斬新な組み合わせも登場します。
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ヴィニュロン大集合@軽井沢クーカル
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日時:8月8日(土)昼12時~
会費:8,400円(グラス付)事前予約制
内容:各ワイナリーから2アイテム、計14アイテムをフリーテイスティング
各ワイン産地の食材を使った「キッチン・セロ」の料理つき
予約受付:TEL 0267-42-2708 E-mail : cucal2009@cucal.net
2009年7月 28日 | 固定リンク | トラックバック (0)