新生ボーペイサージュ、誕生間近!
■『料理通信』7月号の岡本英史さんの記事に建設中のワイナリーの写真が載っていたのを覚えていらっしゃいますか?
とうとうその建物が完成したようです。
ワイン造りをする時にも、キャップシールをはめる時以外は、極力電気を使わないという岡本さん(建物の灯りは別)は、ワイナリー建設にあたっても、省電力化を考えたとか。このワイナリーでは、壁の構造を二重にして、断熱効果を高めているそうです。周囲を覆っているのは煉瓦。この煉瓦を一個一個積み上げていったために、通常のワイナリー建設よりも、時間がかかったそうです。
ワイン造りはもちろん、ワイナリーの建物自体の環境に対する負荷を最小にしようという動きは世界中に見られます。例えば、カリフォルニアのリッジ・ヴィンヤーズのワイナリーのひとつ、リットンスプリングスは、藁を断熱材に使っているし、アルザスのドメーヌ・ウンベレヒトは今年からソーラーシステムを取り入れようとしている。
7月号でご紹介した岡本さんの新たな活動も、いよいよスタートします。こちらもまたご紹介しますので、お楽しみに!
2008年7月 7日 | 固定リンク | トラックバック (0)