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2008年2月26日 (火)

溜息の出るワイン、このイベントでぜひ!

久々の更新です。

◆日本ワインのイベントのおしらせです。
二期倶楽部広尾がワインメーカーズディナーそれいゆ at 二期倶楽部 広尾」を開きます。今回のゲストは山梨県のワイナリー、「旭洋酒」の鈴木剛さんと順子さんの2人。
剛さんと順子さんは、2002年、売りに出ていた山梨の小さなワイナリーを引き継ぎ、たった2人で新たなワイナリー運営を始めました。「目指すのは究極の地ワイン」という剛さんと順子さん。ワイナリーを訪ねていても、時折、地元の農家のおじさんが軽トラックで乗りつけて、晩酌のワインを買いに来る、そんな、地元の人に愛されているワイナリーです。

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Asahi_2山梨の地ワインといえば、やはり甲州ブドウのワイン。2人が造っている甲州ワインは、一升瓶の三郎の葡萄酒、ソレイユクラシック、ソレイユ甲州、プティポワゼ、そして千野甲州の5タイプ。個人的には甲州の果実味に気づかせてくれた千野、ふっくらとやさしいクラシック、ガツンとくる旨味が魅力の三郎が好みですが、いずれも食に寄り添うワインです。

『ワイナート』(41号)で「甲州ワインのアイデンティを探る」の記事を書いた際にテイスティングした33本の甲州ワインのなかでも、ひときわ、ブドウの力を感じさせたのが、この『千野甲州』でした。

2006年は収穫時期も前年より遅かったせいか、例年に比べ、ハチミツのニュアンスが混じる果実味が後味に静かに長く続いていく。その余韻は今、思い出してもほーっとため息が出てしまう。。。。。
今回は、千野の2003年、2004年、そして2006年が登場。こんな機会はまたとはありません。
千野がどんな熟成を見せているか、楽しみですね。

●それいゆ at 二期倶楽部 広尾
日時:3月1日 土曜日
場所:二期倶楽部 広尾
受付開場: 17:30
食事: 18:00( 終了予定 20:30)
料金: 20,000円(料理、ワイン、サービス料、消費税含む)
ゲスト:旭洋酒 鈴木剛さん、順子さん
内容: それいゆワイン6種 + 二期キュイジーヌ

ご予約/お問い合わせ 
二期倶楽部広尾 TEL:03-5466-7899



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◆映画「いのちのたべ方」

昨年末、友人から「きみも食に関する記事を書いている人間なら見ておくべきだ」というメールで知ったのがこの映画。原稿が一息ついた、1月のとある日曜日、見てきました。

この映画では、グローバル化が進んだ食の向こう側でいったい何が起きているのか、その現実がまざまざと映像で突きつけられます。
上映時間中、初めから最後まで何のナレーションもなく淡々と映像が流れるだけ。しかし、言葉を一切介さない映像だけのメッセージは強烈そのもの。
取上げられている生産現場の実態の一部は、以前からおぼろげながら知っていることもあったのですが、生々しい映像を見せられると、さすがにこたえます。しっかり脳裏に刻まれてしまいました。
いったい、日本版をいのちのたべ方をつくったらどうなるんだろう?
一緒に連れていった中学生の息子たち、2人には、ナレーションがまったくないというのが少々つらかったようですが、子どもたちにも見てほしい映画です。

予想以上のヒットで3月上旬までのロングラン。上映は渋谷にあるイメージフォーラム。是非、出かけてみてください。
http://www.espace-sarou.co.jp/inochi/

ノンフィクション小説『ファストフードが世界を食いつくす』(エリック・シュローサ)を映画化した『ファースト・フードネイション』も2月16日より上映開始。ユーロスペースのレートショーだそうです。こちらも見にいきます(子ども向けには『おいしいハンバーガーのこわい話』もおすすめです)。

2008年 2月 26日 |

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