【愛知】すっぽん鍋でパワーチャージ
■こんにちは。愛知県のアンバサダー、dannaです。寒い日が続いるので、冬にうれしい「天然スッポン鍋」をご紹介します。
すっぽんといえば愛知県浜名湖の養殖も有名ですが、琵琶湖の天然すっぽんが素晴らしいのです。滋賀県大津にお店を構える「きたむら」さんは、名古屋から1時間ほどの、天然スッポンの専門店。お店に着くとまず、その日のスッポンを見せてくれます。
養殖の1~2年ものとは違い、天然の4~5年ものは土鍋ほどの大きさ!
元気なスッポンは瞬く間にお刺身、鍋の材料に変わり、血も内臓もすべてその日訪れたお客で食べ尽くします。お刺身、火を入れた内臓を前菜にいただいたら、いよいよ「すっぽん鍋」へ。特徴はとにかく澄み切っていること! 最初にお鍋に入るのは、「スッポン」「井戸水」「醤油」だけと、限界までそぎ落とされているんです。
主役は何より、お出汁。口に含むと、極上のコンソメのように澄み切っているのに、複雑な甘い香りがします。スッポンの身は濁りがなく、肉、皮、骨、脂から純粋なおいしさがスープに染み出ています。唇にはかすかにゼラチンの上品なねばりが。
コラーゲンの塊りであるエンペラや皮、よく動く首や脚、関節を部位ごとに味わったら、次は野菜です。自家栽培の野菜を使っていて、九条葱や白菜、しいたけなど収穫したばかりの野菜をたっぷり使います。
旬の素材を、旨みが出たスープでいただく幸せといったらありません!
〆はもちろん雑炊。壬生菜のお漬け物と一緒に食べると何杯でも食べれてしまいます。これからの季節、寒くなればなるほど野菜は甘くなり、スッポン鍋で体を温めるのにもバッチリ。年中おいしいと聞いても、やっぱり冬に行きたいお店なのです。(danna)
| 固定リンク | トラックバック (0)