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2011年10月21日 (金)

【東京】馬場の新名物?「トーフー」

こんにちは。東京の読者アンバサダー和田です。愛すべき我が街、高田馬場からお届けします!

学生街、高田馬場は庶民的な美味の宝庫。『料理通信』読者の皆さんなら、現在発売中の11月号<東京バル―レシピ集>に登場する『vivo daily stand』『タカダノバル』などで高田馬場の街を記憶しているかも。予約の取れない人気ビストロ『ラミティエ』なんかも、気軽だけれどおいしい、馬場らしい名店ですね。2010年10月号、“『ラミティエ』に学ぶメンテナンス&掃除術”』をご紹介しています! :管理人)

さらに高田馬場はエスニック料理店も豊富で、特筆すべきは国内でも珍しいミャンマータウンであること。90年代ごろ、西武新宿線の中井駅周辺に存在したミャンマー人コミュニティが徐々に移動し、現在では駅周辺に10数軒のミャンマーレストラン、ミャンマー食材店などが営業しています。

さて、このミャンマータウンで、ぜひオススメしたいのが「トーフー」料理。

「トーフー」とは、ひよこ豆から作るミャンマー東部シャン州の郷土料理。トーフー・カオソイは、幅広の米麺をピュレ状のクリーミーなトーフーにからめて食べるもので、エスニックなクリーム・フェットチーネ、といった感じでしょうか。ボクは大好物です。

01_2高田馬場のミャンマー・シャン料理レストラン『マイソンカー』のトーフー・カオソイ。下に隠れている幅広の米麺とトーフーをまぜて食べる。

ほかには、ピュレ状のトーフーを固めて、まさに豆腐のようにして食べる「トーフ・ガッ」。見た目も日本の冷奴みたいで、これを和え物にした料理もあります。

02『マイソンカー』のトーフ・ガッ。

お次は「トーフー・トウ」。固めたトーフーのスライスを唐辛子、油、魚醤、ごま、パクチー、酸っぱい漬物などで和えて食べるものです。日本の豆腐というよりは、韓国の「ムク」を思い出す食感。

03シャン地方の料理を提供する『ノング・インレイ』のトーフー・トウ。

固めたトーフーを揚げた料理が「トーフー・ジョー」。外はカリッ、中はトロッ。チリソースにつけて食べるとおいしい。ビールのつまみにピッタリ!

04 『ノング・インレイ』のトーフー・ジョー。

おそらく日本では、ここ高田馬場でしか食べられないミャンマー・シャン州のトーフー料理。せっかくなので、作り方を『ノング・インレイ』のサイセンさんにお聞きしました。サイセンさんのうしろの絵画は店名にもなっているシャン州の名所、インレー湖の風景です。

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サイセン直伝! 「ト
ーフー」の作り方
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(1) ひよこ豆を一晩水につけて、ミキサーにかける。

(2) 1を、豆乳とおからを分けるような感覚で、上澄み液と沈殿物に分ける。

(3) 上澄み液を火にかけながら、沈殿物を少しずつ混ぜ合わせ、とろみのあるペースト状に。この段階の凝固していないトーフーが「トーフー・カオソイ」に使われる。


(4) 3
を容器に入れて冷蔵庫で冷やし固めると「トーフー・ガッ」や、「トーフー・トウ」に使われる固形トーフーの出来あがり。にがりのような凝固剤は必要なく、そのままで固まるそうです。

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ぜひ、『料理通信』10月号掲載「豆とハーブとスパイスと」特集と併せてお楽しみください。最後に……、豆好き男子のボクが勝手に認定! 「トーフー」料理は高田馬場の新名物です!!!
(『料理通信』読者アンバサダー・和田和己)

●『ノング・インレイ』
東京都新宿区高田馬場2-19-7 TAK11 1F
TEL:03-5273-5774
11:30~23:30 年中無休

●『マイソンカー』
東京都新宿区高田馬場3-12-1 タイリクビル 2F
TEL:03-3367-6535
11:00~23:30 月曜休

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【お詫び】

和田さんから原稿をいただいたのが、9月
……。『料理通信』10月号でご紹介した“豆好き男子”と絡めてUPする予定だったのに、すっかり遅くなりました。ごめんなさい! でも、再び「豆」熱が上がってきましたよー。(管理人:新人A)
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2011年10月 4日 (火)

【山口】中也も愛した、やまぐち外郎

山口県のアンバサダー、藤谷です。今回ご紹介するのは、山口県の銘菓!

読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋など……いろいろな秋がありますが、皆さんはどんな秋をお過ごしですか? 山口県は今年、“スポーツの秋” に染まります。10月1日から国民体育大会「おいでませ!山口国体」が、10月22日(土)から全国障害者スポーツ大会「おいでませ! 山口大会」が開催されるので、山口県に足を運ばれる方もいらっしゃると思います。この機会にぜひ、山口の文化、食文化を体験してください。

さて、いろいろある山口の食の中でも、古くから愛されている銘菓「やまぐち外郎(ういろう)」のご紹介を。

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日本各地で食べ親しまれている“ういろう”は、主に米粉を使っているものが多いのですが、「やまぐち外郎(ういろう)」は、ワラビ粉に砂糖を加え、蒸して作ります。わらびもちのような、プルッとしたやさしい食感が特徴です。

山口では、“ういろう”のことを“外郎”と表し、製法の起源は室町時代まで遡ります。長州藩藩主・毛利氏も好み、維新の志士や中原中也も食べていたとされています。

湯田温泉街(山口市)では、25年ほど前から、地元ならではの食べ方としてコース料理のデザートに“外郎天ぷら”が提供されていました。近年ではなくなっていましたが、先日、湯田温泉街で開催されたイベントで“外郎天ぷら”が復活。懐かしくて新しい地元の味として、見直されようとしています。

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↑自分で揚げてみました。温かい外郎と衣のさっくり感が心地よかったです。



「やまぐち外郎」には2種類のタイプがあります。

・出来たてをそのまま包んだ「生外郎」(注:賞味期限が1日しかない)
・真空パック入りで賞味期限が長め(1週間)の「外郎」

人気なのはやはり、生外郎。山口においでの際はぜひご賞味ください。空港・駅売店などでも購入できるので、お土産にも最適です。山口県の銘菓「やまぐち外郎」をぜひお試しあれ!
(『料理通信』読者アンバサダー 藤谷幸司)

第66回国民体育大会
「おいでませ! 山口国体」2011年10月1日(土)~11日(火)

第11回全国障害者スポーツ大会
「おいでませ!山口大会」2011年10月22日(土)~24日(月)

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【ある日の編集部】
藤谷さんから「やまぐち外郎」が届いたのは、11月号の校了日。そして「第3回お宝食材コンテスト」の一次審査日でもあり、でもって、東京にダイナミックな台風(!)が上陸した日でした。スタッフ全員、いろいろな意味で大ダメージだった一日。

くったくたの私たちを癒してくれたのは、「豆子郎(としろう)」「御堀堂の外郎」。御堀堂の外郎はふるんとやわらかく、豆子郎はコンパクトで食べやすく、どちらもやさしいことこの上ない。開封して10分後には……全部ないじゃないの。実は和菓子好きも多い我が社なのでした。(管理人)

豆子郎 URL:http://www.toushirou.info/index.html
御堀堂 URL:http://mihorido.com/
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