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2011年7月16日 (土)

【山口】見逃すべからず! 西京はも

初めまして。このたび第4期読者アンバサダーとして山口県の食だよりを皆様にお伝えさせていただくことになりました、藤谷と申します。1年間よろしくお願いいたします。

山口県は3方を海に囲まれ、多くの魚介類が水揚げされています。1番有名なのは“河豚(フグ)”ですが、今回は、瀬戸内の夏を代表する食材、“鱧(ハモ)”を ご紹介したいと思います。

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↑いつもお世話になっている鮮魚店にて。早朝入荷したてで新鮮そのもの! (藤谷さんに食いつこうとしてる気が……管理人)

山口県の瀬戸内エリアでの 鱧の 水揚げ量はトップクラス(全国5位、過去最高2位)。というと、山口県民はいつでも食べているように思われるかもしれませんが、この時期、鮮魚店で湯引きしたものをよく見かけるものの、河豚ほどの積極的な販売・消費には至らず、漁獲された鱧の大半は関西方面に出荷されているのが現状です。

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↑鮮魚店のご主人に、すぐに骨きりしていただいたハモ。

しかし、山口を代表する海産物 “鱧”に対する県民の消費が少ないということにも理由があります。鱧の漁獲量が伸び始めたのはココ10年来のことだからなのです。原因は水温の上昇による影響がひとつではないかと言われています。

このため昔からの食習慣が根づいておらず、鱧料理といっても湯引きするくらいの調理法でしかないのが現状です。ちなみに私たちの住む県西部では、湯引いた鱧を梅肉ではなく、酢味噌で食べます。


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↑地元の鮮魚店やスーパーの店頭で買うと、酢みそが必ず付いています。

現在、山口県内の漁協では県内消費の拡大を目指し、地元の小学校の給食で鱧を使った食育や新メニューの開発 提案を行っています。また、山口県産“鱧”の良さをアピールして 、“河豚”同様、魅力ある山口の海産物として全国の皆さんに知っていただくために、山口ブランド“西京はも” として鱧しゃぶセットなどの地方発送なども行っています。

この夏、山口県産 “西京はも” に出会ってみませんか?
(『料理通信』読者アンバサダー 藤谷幸司)

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