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2011年6月 8日 (水)

【鹿児島】国内外で活躍!もやしもん

こんにちは。鹿児島アンバサダーの杉村です。今回ご紹介するのは、鹿児島市内にある「河内源一郎商店」。味噌、醤油、酢、酒、漬け物などの日本の伝統的食品には欠かせない麹(種麹)を専門に取り扱うお店です。以前ご紹介した坂元醸造の黒酢も、こちらの麹から作られています。

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 ↑焼酎でよく使われる麹。左から黄麹、白麹、黒麹。

特筆すべきは、全国にある焼酎の酒蔵の8割以上がこちらの麹を使用していること。創業者の河内源一郎氏は、焼酎づくりに適した麹の生みの親であり、特に氏が発見した“白麹”は河内菌ともいわれ、国内はもちろん、韓国のマッコリにも用いられています。

家庭向けの商品も多く販売しています。
一番のお薦めは、「甘酒」。

お店にある数多くの麹菌の中から最も優れた麹菌を選び、その道50年の職人が作る無添加の本格甘酒。米と麹だけでこれほど甘さを感じるものか! と驚かされます。低温殺菌の“生甘酒”のため、保存は要冷蔵。温めるとせっかくの酵素が減ってしまうため、冷やして飲みます。注意したいのは空腹時。空腹時は胃酸が強く、酵素が消化されてしまうため、飲むタイミングとしてはお薦めしないそうです。

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 ↑河内源一郎商店「麹の館」では、甘酒をはじめとした麹の関連商品も!

その他、麹入りの糠床や麹漬けの素、手造り味噌セットなど、発酵食品好きにはたまらない商品ばかり。野菜の麹漬けを試してみたところ、簡単で、常備菜に最適でした。野菜の水分で水っぽくなったら、最後は肉や魚を漬け込みます。糠漬けや味噌造りにも挑戦してみようと思います。

匂いと記憶の関係が深いことはよく知られていますが、このお店に来ると祖母の家の情景浮かんできます。店内で匂いを感じることはないのですが、商品を見ていると子どもの頃に親しんだ、祖母手作りの甘酒や味噌の匂いを鼻の奥で感じるのです。今は亡き祖母の顔や声の記憶まで蘇ってきて、暫し、記憶の中で会うことができます。食ってなんて素晴らしいのでしょう。

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 ↑「麹の館」の熱いスタッフの方々!

河内源一郎商店「麹の館」
〒892-0802 鹿児島市清水町13-30
TEL 099-247-1001
http://www.kawauchi.co.jp/index.html

(都内での取扱店)
MOZE MARCHE'
東京都千代田区永田町2-14-3赤阪東急プラザ2F
TEL 03-3593-2131 (日祝定休)

私がご紹介する鹿児島の食材も、これで最後となりました。拙い文章ながらお読みくださった方々、取材を引き受けてくださった方々、そしてこのような機会を与えて下さった『料理通信』の皆様に深く感謝申し上げます。これからも、南九州の豊かな食文化を色々なことでご紹介していきたいと思っています。

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こちらこそ、1年間大変お世話になりました。生産者やお店の方など、送って下さるお顔写真にいつも南のパワーを感じていました。お仕事での情報発信も頑張って下さい!(新人A)

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