【東京】身近で体験「お料理留学」
■東京の読者アンバサダー、今井晴子です。外国人のみを講師とした料理教室「Niki's Kitchen」をご存知ですか? 先生のお宅におじゃまして、ホームステイのような気分を味わいながら学べるユニークな教室です。
今回、私はローマ生まれの英国人女性、ディキーさんのクラスに参加。バチカン市国滞在時に修道女に習ったというタリアテッレを、総勢12名の参加者で作り上げました。
授業は英語で。先生のデモの後、実習に入ります。みなさん真剣。
バチカンといえばカトリックの総本山にして、世界最小の独立国。カトリックの世界がぎゅっと凝縮したこの国には、約1000人の聖職者が住んでいると言われています。聖職者たちの食生活というと質素なイメージがありますが、金曜日に肉を食べないこと以外は一般の人々とあまり違いはないようです。
この日のメニューは「タリアテッレ・アル・ラグー」。
挽き肉のラグーはイタリアの定番家庭料理ですね。修道女たちもバチカンの中で、ラグーのパスタを食べているそうです。賑やかな雰囲気の中、レッスンは進行。生地を捏ねたらいったん寝かせ、パスタマシンで帯状の薄くなが~いカタチに伸ばします。その後少々乾燥させ、再びマシンで裁断へ。
さて、パスタ作業の前に仕込んだラグーは、弱火で煮込んですでに約2時間が経過。パスタができあがる頃、ちょうど食べ頃となりました。パスタ・フレスカ(手打ちの生パスタ)は2分程度で茹で上がるため、ここまで来たらあとはテーブルに並べるだけ。時間をかけてゆっくりとバチカンのパスタが再現されました。
カラフルな洋風コーディネートは、お手本にしたいポイントがたくさん!
「Niki's Kitchen」は東京を含む5都市に在住の30名の講師が、アジア、欧米諸国はもちろん、中近東、アフリカを含む世界中の料理レッスンを開催しています。日本にいながら気軽にお料理留学を体験できますよ。
●Niki'sKitchen英語料理教室
http://www.nikikitchen.com/
さて、イタリアの話題を中心にお届けしてまいりましたがこれにて時期アンバサダーさん達にバトンタッチし、今後は自身のブログで食文化の情報をご紹介したいと思います。よかったら遊びに来てくださいね。1年間ありがとうございました。
ブログ「alla cucina」
http://delfiore.exblog.jp/
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今井さん、1年間、アンバサダーブログにご協力くださりありがとうございました。今年は、以前今井さんがご紹介くださった、マウロさんの「さくらんぼジャム」にチャレンジしてみます。 イタリアの風をありがとうございました!(管理人)
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