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2011年3月30日 (水)

【香川】直売所から農家のファンを!

料理通信アンバサダーの小池よう子です。香川県高松市からお届けいたします。

Photo_2今回ご紹介するのは、2010年12月にオープンした、香川県高松市飯田町の小さな農産物直売所「ファームマート」。運営するのは同所でイチゴ栽培とその加工品直売所を手がけている「スカイファーム」です。

近隣農家から届く野菜や果物のほか、パン、豆腐、ハチミツやジャムなどの加工品もいろいろ。

イチゴ屋さんが、なぜ、近隣生産者の農産物と加工品を売ることに?

「地元のお客様に、仲間の生産者も知ってほしいから」と、代表の川西裕幸さん。背景には農産物の「旬」という問題もあるようです。イチゴ農家がもっとも活気づく冬から春の半年間は、この地を訪れる人も多いけれど、それ以外の時期は集客しにくい。モモやブドウ農家など、直売所経営に同様の悩みを抱えていた仲間がいたそうです。

そこを互いに補い合う。さらに、地元の農産物や加工品を一カ所に集めることで、消費者のニーズも興味も高まります。それ以上に「周囲には素晴らしい生産者がたくさんいることを、地元の人にこそ知ってほしい、喜んでほしい」という思いから生まれた直売所なんですね。

Photo_3現在、「ファームマート」に参加している生産者は約30軒。「理想をいえば、農家一人ひとりが個人ブランドを確立して直売所を運営し、その農家から『直接買いたい』というファンができたらいいですよね」(川西さん)。

「ファームマート」を運営するいちご屋「スカイファーム」の代表・川西さん(左)とスタッフのみなさん。

とはいえ、みんなが自分で直販するのは現実的には難しい。だから、仲間同士でカバーし合って、みんなで地元のお客様とのコミュニケーションをはかる、というわけです。

地域に農家のファンを作る

川西さんの話には度々このフレーズが登場します。作る側と買う側、双方の顔が見える関係が築けると、無意識のうちに生産者の意識も、食べるモノを選ぶ消費者意識も向上していくはず。こんな素敵な関係性がもっともっと広がることを期待し、応援したいと思います。(小池よう子)

ファームマート
香川県高松市飯田町656?1
TEL:087-881-5256(スカイファーム)
10時~16時 水曜定休
※3月~5月は「スカイファーム」のイチゴ狩り体験(有料/予約制)も行っています。

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