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2011年1月 8日 (土)

【宮城】市場へ行こう!

宮城県のアンバサダー、二瓶です。明けましておめでとうございます。本年も心身共に健康でよい年となりますようお祈り申し上げます。

さて、全国各地それぞれお正月の風習に違いはあれど、年末年始はゆっくり休んでたらふく食べる、というのは全国共通だったのでは?

01_2 お正月は、いかに賄いをうまくするか、主婦の腕の見せどころですよね。暮れの買い出しといえば、市場! 我が家は農家で、米、豆、野菜、餅など大概のものはあるし、正月は四足のもの(牛、豚、羊など)は食べない習わしなので、買出しといえば魚です。そして、一番利用しているのが「塩釜仲卸市場」です。

写真は、仙台の正月に欠かせない「なめたガレイ」発砲スチロールいっぱいの大きいサイズ♪ バブルの頃は倍の値段でした。

観光客向けではないため駅から離れていますが、期待通りの「安いよ! 旨いよ! 新鮮だよ!」の三拍子。12月だけは15時まで開いていますが、いつもは3時~13時まで。

一般の人は仲買人が引けた後、9時か10時くらいを目指して行くのがよいと思います。水曜定休なので前日火曜の昼頃に行くとお得です。日曜祝日は朝市といって6時~14時まで。

近くには東北有数のパワースポット「塩釜神社」や、酒蔵「浦霞」もあるので、お参りをし、市場で買い物を楽しみ、酒も買い、周辺の定食屋や寿司屋で食事をして帰る…というのがおススメです。

02店舗は一ヶ月ごとに場所が変わるので、贔屓の店を目指し探し歩くのも楽しいものです。注意してほしいのは、“あまり値切らないこと”。中卸市場は適正な値付けをしています。売る側が先に値下げの意思を示せば別ですが、値切るのは無粋というものです。

昔からお雑煮のだしに使う「焼きハゼ」。松島湾でたくさん採れるハゼを焼き、干して藁で編んで吊り下げておく。写真のように大きなものは珍しい。一綴り3500円。

塩釜はめばちまぐろが有名で、水揚げされたばかりの生のものが食べられるので必ず購入しますが、一番脂がのっておいしいのは秋です。塩釜港だけではなく、八戸や秋田、岩手など北海道や東北中の魚介類が揃い、いつ行っても楽しいのです。

皆さんも是非、地元の市場へ出かけてみて下さいね。(二瓶香美)
 
塩釜仲卸市場
〒985-0001 宮城県塩釜市新浜町一丁目20-74 
TEL:022-362-5518 URL:
www.nakaoroshi.or.jp

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