【愛知】医食同源の石頭火鍋
■愛知県のアンバサダーdannaです。日に日に寒くなってきた今日この頃、恋しくなるのは「鍋」ですよね。今回は、食べると元気になるお鍋をご紹介したいと思います。
お店の名前は、台湾薬膳料理『満拿』。名古屋で店を構えて30年以上。開店以来漬け汁を守り続けている台湾蜆(シジミ)、牡蛎の青海苔炒めなど、ご主人の料理はどれも滋味深くておいしい。
看板料理の「石頭火鍋(スートーホーコ)」は、“油をほとんど使わず薬膳生薬の味、香りで食べる”のが特徴で、とことん体にやさしい薬膳鍋です。
真っ黒な石鍋で最初にいただくのは、特製のタレに漬け込まれた飛騨牛。タレは20種類以上の食材生薬からなるそうですが、何がブレンドされいるのかは何年通ってもまったく謎…。複雑な香辛料の香りを中心に旨味、甘味、酸味、辛味すべてが存在する唯一無二の味です。
写真は、謎の特製タレに漬けられた飛騨牛。
牛肉を食べ終えたら、生薬スープを注ぎ、海鮮、野菜、練り物などを加えます。食材が足されるごとに旨みが増しながらも、決して濃くなりすぎず、最後まで滋味を味わう鍋となるのは、なによりやさしいスープのおかげ。派手な食材があるわけではないのに、旨みが強く、驚きと満足が押し寄せます。
様々な食材の入った鍋。仕上げは古代米を使い、食感のよい雑炊でいただきます。
でも実は、本当に驚くのはその翌朝。お酒を飲んだのに体がすっきり。肌にはハリが出て、体の中からきれいになった気がするのです。満拿の薬膳料理は、薬くさくないのも特徴。おいしく食べて、体も元気になるなんて最高ですね。
●台湾薬膳料理 満拿(まんな)
愛知県名古屋市中区栄4-5-22はとビル5F
052-242-0384
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