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2010年10月21日 (木)

【ゲスト/静岡】お茶うけとの相性

こんにちは。ティーライフナビゲーターのかなざわゆうです。食欲の秋になりましたね。お茶うけにも、芋・栗・かぼちゃが喜ばれる季節です。前回は深蒸し煎茶と浅蒸し煎茶についてご紹介しましたが、今日はお茶うけとお茶の相性についてお話します。

ところで、芋・栗・かぼちゃ。この3つの共通項は何だと思いますか? 答えは、どれもパサパサして粉っぽく喉が渇くこと! 特に和菓子の場合は、脂肪分を加えないため喉の通りが悪いので、“添え”であるお茶が重要な役目を果たします。

01 先日、毎年恒例の栗の渋皮煮を作りました。作る過程で皮がはぜてしまったものは、少量の砂糖と一緒に潰し、栗餡にしました。潰した栗は風味がどんどん抜けていきます。そういうときは、繊細な甘さや風味を楽しめるよう、“添え”のお茶は、同じく繊細な風味の浅蒸し煎茶でバランスを取ります。

*栗餡をラップで巻いて栗きんとん風に。甘みが薄く淡い栗の風味を楽しむために、繊細な浅蒸し煎茶を添えました。

02また、栗餡に生クリームと砂糖、香り付けにブランデーを加えたマロンペーストは、濃厚さが加わるため洋菓子のように利用できます。この時には、和紅茶(国産の紅茶)を濃い目に出してミルクティーに。和紅茶は濃く出しても苦渋みがないため、お子様でも楽しめます。

*栗餡に生クリームと砂糖を加えて、濃厚なマロンクリームに変身。バンズに塗っていただきました。濃く入れた和紅茶にミルクを入れて洋菓子風に。


03 甘くした渋皮煮は、渋皮が栗の風味を閉じ込めてくれるため、しっとり感も風味も強く保たれています。だからお茶は、がつんとした深蒸し煎茶でも、栗の風味が負けません。ちなみに抹茶を合わせる場合は、お茶うけの甘さをもっと強くした方がバランスがよくなります。

*保存用に甘みを強くした渋皮煮は、栗の風味も一番強いため、ガツンとくる深蒸し茶にも負けません。

セレクトするお茶を変えることで、お茶うけのおいしさが倍増するのです。全ては“バランス”。スイーツ好きな方は、お茶の見立てができるとさらに楽しみがパワーアップしますよ。(かなざわゆう)

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