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2010年8月11日 (水)

【香川】田んぼに佇むカフェ

こんにちは。連日猛暑の香川県高松から、小池よう子です。今回は、私が香川へ移住する前から大好きなスイーツ・カフェをご 紹介します。店の名前は「ハナあかり」。

香川県の西部、のんびりと田園風景が広がる“まんのう町”にあり、築80 年の納屋を改装した魅力的なカフェです。店主の岡田訓 江(おかださとえ)さん(33歳)がまた、実に魅力的な方。 笑顔がチャーミングな素晴らしいパティシエ-ルで、毎日、作り立てのおいしいケーキを次から次へと仕上げています。

私が「ハナあかり」を大好きな理由はふたつ。

01 ひとつは、温かな昔の時間が漂う素敵な空間です。田んぼや畑に囲まれたロケーションに、かつては岡田家の納屋だったという建物がとにかく、いい味を出しているんです。

納屋の面影が漂うごつごつとしたむき出しの梁や、懐かしい雰囲気を再現した土壁。天井裏のような2階には板張りの床にちゃぶ台と座布団。小さな窓から見える田んぼの風景は、まるで癒しの絵画のよう。21世紀の生活空間から消え去っているものをあえて集めたような、ふ~っと心が落ち着く場所なんです。

素敵な店内に立つ、店主の岡田さん。お店を手伝うお母さんもここで生まれ育った。

「なかには4時間、5時間と居てくれるお客さんもいます」と岡田さん。うん、わかる気がします。

もうひとつの魅力は、何より、岡田さんが作り出すケーキのおいしさ。大阪の辻製菓専門学校で学び、高松の有名パティスリー「ルーヴ」で7年間働いた本格的なプロのスイーツです。おいしさのこだわりを尋ねると、「単純明快な“おいしいケーキ”が好きなんです。こだわりは、その日に作ったものをその日のうちに食べてもらうこと」とのこと。

奇をてらった食材や斬新さではなく、シンプルなレシピでしっかり作った、作り立てのおいしさこそ、味わってもらいたいそうです。ああ、ホントにそうです、岡田さんの作るケーキの味って。

02イチオシは「ミルクレープ」。卵をたっぷり使ったクレープ生地と、バニラビーンズのやさしい甘さと香りのカスタードクリームが、美しい層を作っています。やさしく、そしてとっても幸せな味がします。

イートイン用に美しく仕上げた「ミルクレープ」(380円)

「夏休みは近所の子どもが宿題をしに来たりすることもあるんですよ」。自分が育った土地だから、ご近所はみんな知り合いばかり。農作業を終えたおじいちゃんがひとりでケーキを食べに来る姿も珍しくありません。評判を聞きつけた遠方からのお客さんも多いようです。

この界隈はおいしい讃岐うどんの名店が点在する、通称“まんのうトライアングル”エリア。うどん巡りの途中で、こんな素敵なカフェの魅力にもぜひ触れてみてください。(小池よう子)

●cafe ハナあかり
香川県仲多度郡まんのう町吉野306-1
TEL:090-5277-6760

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