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2010年8月 2日 (月)

【ゲスト/フランス】日仏夫婦の菓子

01aubry_3ブルゴーニュのシャニイはガストロノミーとして名高い街。 その街で最もおいしいといわれる パティスリー“オブリィ”が売りに出されたという噂を耳にしました。お店を買ったのが、アメリカからやってきた日本人とフランス人の夫婦と聞き、人々は好奇心でいっぱいに。

【写真】黄色い日よけが目を引くオブリィの外観

新しいオーナーは、ピエリック・シャロワンさんと吉田桂子さんご夫婦。ピエリックさんはフランスのイゼール出身で、お菓子の世界を志し、若い力を試すべく19歳で渡米。ホテル・ソフィテル(シカゴ)、プラザ・ホテル(ニューヨーク)を経て、フェアマウント・ソノマ・ミッション・イン&スパ(カリフォルニア、ミシェラン1ツ星)のパティシエとして、ホテル・レストランの立ち上げにかかわったという実力派です。

02一方、桂子さんは、お父様の後を継いで医学を志していたものの、同じサイエンスでもお菓子の世界に惹きこまれて大きく転身。シカゴのパティスリー“スウィート・タング”で研修していたとき、以前働いていたピエリックさんが立ち寄ったのが2人の出会いでした。

2006年、長女の清美ちゃんの誕生をきっかけに、フランスに戻ることを決意。誰ひとり知る人のいないシャニイに辿り着いたのは、本当にご縁だったと語るお二人。売りに出されていたお店を訪れたとき、ひと目で気に入ったのだそうです。

【写真】ピエリック・シャロワンさんと吉田桂子さんご夫婦

03_2 得意なお菓子は、「クレムー・ショコラ(チョコレート・クリーム)」と「ソレ イユ・ルヴァン(日の出、フランスでは日本のことを日の昇る国と呼び ます)」とのこと。クレムー・ショコラは、口の中でとろけていくようなやわらかなチョコレートケーキに、カリカリ感のあるカラメルが挟んであるもの。ソレイユ・ルヴァンは、ホワイトチョコレートのムースに、木苺で色と味わい、食感のアクセントが付けられたお菓子です。どちらも口の中で音楽を奏でてくれるのは、ワインと一緒ですね!
【写真】クレムー・ショコラ。オブリィのお菓子には日・仏・米の3つの文化が息づいている。

私は早速、夫パブロの誕生日にクレムー・ショコラをオーダー。生まれたときからオブリィのケーキを食べ続けているパブロのコメントは「以前のオーナーを超える!!」。グルメな地元民の厳しい試験の一つを見事にパスしました。ブルゴーニュにお越しの際は、ワインだけでなくおいしいパティスリーもぜひご賞味あれ!(シュヴロ・かおり)

●Patisserie“Aubry”
8 Rue du Bourg 
71150 Chagny FRANCE
Tel. +33(0)3 85 87 16 16 

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