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2010年7月14日 (水)

【香川】農家を応援したいから売る!

Dscf5462 こんにちは。香川のおいしいモノ応援団長の小池です(団員1名)。と、調子にのっていたら、失礼いたしました、私より大先輩の応援団長がたくさんいらっしゃいました(笑)。今回はそのお一人、香川をはじめ四国のこだわり野菜や加工食品などを扱う食材スーパー「春日水神市場(かすがすいじんいちば)」の社長、津國 浩さん(40歳)にお会いしました。社名はズバリ!「厳選」というだけあって、ここには津國さん厳選の野菜、果物、調味料など、『料理通信』読者の皆さんにも魅力的な食材がズラリと並んでいます。
春日水神市場。テラス付きレストラン「温故知新」も併設

現在の店舗に至るまでには「もう苦労ばかりでしたよ(笑)と津國さん。きっかけは休耕田や跡継ぎのいない農家など、地元農業の現状を目の当たりにしたこと。「何とか農業を応援したい」と試行錯誤の模索を繰り返し、「いろいろな方からたくさんのお話を聞くうちに、“人のため、環境のため、未来の子供達のため……”そういう考え方が出来る生き方に出会えたのが、今の原点」という津國さん。食の安全性にも考慮して、辿り着いた答えは「作物が売れてこそ農業は成立する。ならば、無農薬野菜や減農薬野菜などを適正価格で買ってくれる消費者に届けよう」。つまり「私が売りましょう」と、今から6年前、奥様と共にナント!露天商で野菜販売を始めたのが出発点、というから頭が下がります。高松市の中心部、丸亀町商店街の一角に段ボールを広げてプチ青空市で2年。津國さん夫妻の地道な活動に賛同する農家は次第に増え、やがて商店街にも認められ、4年前に前身にあたる「亀井戸水神市場(かめいどすいじんいちば)」が開業しました。昨年、商店街の再開発事業に伴い、現在の場所に移転。地名にあやかって「春日水神市場」となり、安全性など質の高い食材を求める高松市民のパントリーとして賑わっています。

Dscf5484 津國さんを私が勝手に“香川のおいしいモノ応援団長”とお呼びしたくなってしまう由縁は、扱う商品に対するポジティブな行動力にあります。取引先には必ず足を運んで生産の現場を確認し、安全性はもちろんのこと、どんな人がどんな思いで作っているのかを自ら確かめています。“すべて見学している”ことはHPなどで知っていましたが、てっきり、社内に視察チームがあるのかと思い込んでいた私。「いえいえ、全部自分で回っています」と津國さん。恐れ入りました。
津國浩さん。わかりやすい独自の安全表示も津國さんが考案。

先日、新たに売り込みに来たという農家さんの圃場視察に同行させてもらいました。多くの畑を厳しく見てきた津國さんだけあって、生産者にさりげなく栽培アドバイスする一場面も。逆に教えられることもたくさんあるといいます。そんなやりとりの積み重ねが生産者との信頼関係を築いているのでしょう。春日水神市場には『料理通信』おなじみの“お宝食材”候補もたくさんありますよ! 高松にお越しの際には、わざわざでもぜひ足を運んでみていただきたいお店です。(小池よう子)

●春日水神市場
香川県高松市木太町2836−1
TEL:087−813−1730

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