« 【千葉】初夏の訪れを告げる房州びわ | トップページ | 【宮城】さあ作ろう!自家製ピクルス »

2010年6月28日 (月)

【ゲスト/フランス】兄弟で醸します

-------------------------------------------------------------------
●シュヴロかおり:客室乗務員としてJALに就職。休職制度を利用し渡仏、仏語とワインを学ぶ。ボルドー大学醸造学部の勉強会でパヴロ・シュヴロと知り合い結婚、フランスに移住。ブルゴーニュ大学付属の商業学校でマーケティングを学び、ドメーヌ・シュヴロの輸出・PRを担当している。
-------------------------------------------------------------------

Plaquette_4はじめまして。シュヴロかおりと申します。ブルゴーニュのマランジュ村で家族とワイン造りを営んでいます。“もの造りは人から”をモットーにフランスの職人達をご紹介していきます。

ご存知のようにブルゴーニュ地方は、世界的に有名なワイン産地です。その中でも、まだあまり日本に知られていないアペラシオン(原産地統制名称)で、おいしいワインを造っている生産者の蔵開放に行ってきました。

ボーヌを南に下って、メルキュレイ村から北に数キロ、樹木に囲まれたシャミイ村。ここに慎ましやかにワインを造っている兄弟がいます。アルノー&グザビエ・デフォンテーヌです。彼らは、春の畑仕事のシーズン真只中、休日返上で蔵を数日解放し、訪問者にワインを紹介するイベントを開催してくれました。

Photo兄弟が一緒に働くということは思うほど簡単なことではなく、それぞれが別にドメーヌを運営するという例が多い中、2人は手を取り合ってワイン造りを続けています。「アルノーと一緒に働くのは最高だよ!」と言うグザビエ。1999年、突然の父親の死後、13歳と14歳だったアルノーとグザビエは、自然に囲まれた生活をこのまま続けたいという思いからこの道を選んだそうです。「勉強を続けなければいけないし、他の世界も見なければいけない」と二人に言い聞かせた母親のベロニクは、「兄弟が学校を卒業するまでは、私ひとりでワイン造りを頑張って、卒業後は一人がシャトーに残り、もう一人は外国やフランス各地で武者修行をしてきたのよ」と言います。
左から、グザビエ、ベロニク、アルノー・デフォンテーヌ

Porte_ouverte_2まだ若い2人ですが、今はグザビエのパートナーのマリーヌが加わっての家族経営が続いています。ワインは、ただの液体物ではありません。瓶の中には、ブドウの作付け年の天候や、造り手の魂が深く溶け込んでいるのです。自然を活かしたワイン造りをする、このデフォンテーヌ兄弟のワインを、日本の皆さまにも是非楽しんでいただく機会があればいいなぁと願っています。
シャトーに隣接の本格的なパン焼きの石窯では、蔵開放日にピザが焼かれました。

観光シーズンと重なって、イベント訪問者も毎日100人を超えたそうで、地元の生産者や職人(エスカルゴ、牛・豚肉製品、フロマージュ、蜂蜜、パン…)を招いて、大盛会の蔵開放となったようです。これらの催しの情報は、ブルゴーニュワイン委員会で得ることができます。(シュヴロかおり)


●CHATEAU DE CHAMILLY
Le Chateau  71510 CHAMILLY - France
web : www.chateaudechamilly.com

|

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 【ゲスト/フランス】兄弟で醸します: