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2010年6月18日 (金)

【東京】「ルナ・レガーロ」に潜入!

1_3 はじめまして、新メンバーの神森真理子と申します。どうぞよろしくお願いいたします。先日、日比谷に出現した新名所「ルナ・レガーロ」のプレビュー公演に行ってまいりました。「月からの贈り物」を意味する「ルナ・レガーロ」。ロシアが世界に誇る「グレート・モスクワ・サーカス」のパフォーマンスと、日本を代表するスターシェフたちがプロデュースする豪華料理の融合を楽しめる期間限定のエンタテインメント&レストランです。
「1番目の月」。中華ともフレンチともイタリアンとも思えるような、神秘的な料理。満月をイメージしてつくられたと聞き、納得。

会場は、幻想的な空間で、頭上に浮かぶ月、足下にきらめく星、赤いシャンデリア、青く浮かび上がる中央のステージ、複数のスクリーンを眺めていると、高揚感が湧き上がってきます。

空中アクロバット、空中ブランコ、ロシアン・バー、アイカリアン・ゲーム、エアリアル・ストラップ…と手の届きそうな距離で展開される、超人的なパフォーマンスに惹き込まれるうち、無重力の月面におりたったかのような錯覚に陥りそうに。サーカスの感動が冷めぬうちに料理が1皿運ばれ、料理の感動が冷めぬうちにまた新たなサーカスのパフォーマンスがスタート。5種のパフォーマンスと4皿の料理を交互に楽しめる構成。パフォーマンスが終わるたび、数百名のお客様に一斉にお料理がサーブされる様子は圧巻です。

2_3 「4番目の月」。色鮮やかなアイスは全てオーガニック野菜のアイス。心にも身体にも優しいデザート。
食事とアートを同時に楽しむのは、五感全てが刺激される豊かなひと時。フランスで生活していた頃、食事をしながらアートを楽しむ文化は生活に溶け込んでいました。日本人にはなじみがないようにも思われがちですが、お弁当を食べながら歌舞伎を鑑賞するなど、実は日本人が元来、親しんできた文化なのです。「ルナ・レガーロ」を機に、このような食×アートの融合を楽しめる文化が、再び日本に浸透することを強く願っています。料理もアートも百聞は一見にしかず。「月からの素晴らしい贈り物」を楽しみに、「ルナ・レガーロ」へ足を運んでみてはいかがでしょう? (神森真理子)


【第1ステージ(4月29日~6月30日):4人の名シェフ&4種の料理】
※お料理は「1皿」ではなく「1番目の月」と数えられます!

■1番目の月:菰田欣也シェフ「蒸し鶏包みのフルムーン~赤と黒の魅惑のソース添え~」
■2番目の月:ヒロ山田シェフ「ローマで見た月 2色のリゾットとトリュフの香り」
■3番目の月:坂井宏行シェフ「風味豊かな赤ワインと牛肉・野菜 ムーンマリアージュ」
■4番目の月(デザート):柿沢安耶シェフ「いろどり野菜アイスとジンジャームーン」

中華、イタリアン、フレンチと異ジャンルの料理が見事に調和し、4番目の月まで食べ終えた時、統一されたテーマが浮かび上がります。

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神森真理子:ベルギー・フランス生活を通じ、世界の食文化に魅了される。パリ大学で映画の研究をし、映画会社に入社。フードアナリストとして執筆・講演、食×映画の伝道師として食と映画の情報発信・イベント企画なども手掛ける。ウェブマーケター、歌手としての顔も持つ。
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