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2010年6月14日 (月)

【香川】熱いです! さぬきビオ

今年3月に東京から香川に移住して来ました。東京ではライターという仕事の恩恵にあずかり、数々のレストランでおいしいものをいただきましたが、料理人のこだわりを聞けば聞くほど、辿り着く話題は「食材」なんですよね。香川は海の幸、山の幸、新鮮野菜と、まさに食材の宝庫! そんな香川の食を支えリードする方々にお会いし、香川の“おいしいツボ”をお伝えしていきたいと思います。

Yoshimurasan今回お訪ねしたのは、丸亀市で有機農業に取り組む「よしむら農園」です。直営する「よしむらカフェ」を訪ねたのがきっかけで、後日、畑にもお邪魔させていただきました。代表の吉村一成さん(高知出身)は、6年前に有機農業で「よしむら農園」を開園。テレビ番組『人生の楽園』などに出演したこともあって、県内の有機農家さんとしてはかなり知られた存在です。何処の馬の骨とも知らない私 なんぞが突然「お会いしたい」とお電話したにもかかわらず、二つ返事で「はいどうぞ」と招いてくださいました。お会いしてわかりました。この“万人ウェルカム”の姿勢こそ、有機農産物の普及に欠かせないのだと。
よしむら農園ご主人の吉村一成さん。近くを流れる土器川の伏流水や自然環境、スタッフの愛情がおいしい野菜を育てます

よしむら農園で栽培している有機野菜は年間約60品目。「そのままでとにかくおいしいですよ」と、我が子のように手塩にかけて育てた野菜を語る吉村さん。そんな野菜をもっと普及させるためにも販路を開拓し、消費者の声を聞いてネットワークを広げたいとのこと。その想いから2008年にオープンした「よしむらカフェ」は、よしむら農園の野菜がたっぷりいただける“サラダバー”や野菜のスイーツなど、食べ方も提案するアンテナショップ的カフェです。入口には吉村さんの野菜をはじめ、香川で有機農産物や有機加工物に取り組む仲間が作った、お米や卵、果物などのショップコーナーも併設。もちろん買い物だけでもOKです。

Biomarche また、吉村さんは香川の有機農産物、加工品の生産者グループ「さぬき有機の里」の事務局も運営し、毎週土曜日に「さぬきビオ・マーケット」を開催しています。同じ志を持つ生産者たちが直接販売をし、さながらプチ・マルシェ・ジャポンといった趣き。栽培方法や味の特徴を尋ねる方や「有機でこんなに安いの?」と驚く方など、お客様とのコミュニケーションから有機のPRや販路開拓のヒントが得られているようです。
高松市成合町の西村ジョイ成合店で毎週土曜日10~14時に開催される「さぬきビオ・マーケット」

讃岐うどんばかりが注目される香川ですが、有機の生産者さんたちの活動も面白くなってきています。吉村さんの有機普及活動にもまだまだたくさんの構想がありそう。まずは「よしむらカフェ」に行かれると、そんな“さぬきビオパワー”の一端が感じられると思います。(小池よう子)

●よしむら農園
香川県丸亀市飯山町東小川725
TEL:0877-98-0186

●よしむらカフェ
香川県綾歌郡宇多津町浜三番丁23-5
TEL:0877-55-6822

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小池よう子:2010年3月に東京から香川県高松市に移住してきました。食の地域コーディネーターを目指して、郷土の味や未知の味、地元のさまざまなおいしいものを探求しています。自給自足のまねごとで小さな畑を始めました。毎日お天道様を気にする生活、ちょっとイイです。
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