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2010年1月28日 (木)

【三重】雑煮でわかる!?三重の食文化事情

Mushiki12月30日、大晦日の前日。我が家の年末慣例行事、家族総出の餅つきをしました。朝から、かなり年季の入った蒸し器で、餅米を蒸し、電動餅つき機で餅をつきます。杵と臼で、餅つきをしたとお話したいところなのですが、悪しからず。つきたての餅で、まず、お供え用の鏡餅作り。続いて、お正月に食べる雑煮用の角餅を作ります。ひと通り餅をつき上げると、昼食です。もちろん、昼食は、つきたての餅。大根おろし、生姜醤油、ほうれん草、きな粉など様々な食材、調味料で食べるのが、我が家流です。今年も色んな味の餅を楽しみ、「いよいよ今年も終わりか」という気分になりました。
写真は、我が家の、昔から使い続けている「蒸し器」

元旦は、年末に作った餅を雑煮で食べることから始まります。我が家の雑煮は、大根、里芋が入った味噌ベースの汁に、角餅が入ったものです。この雑煮を食べると、「新年が始まったな」という思いになります。

さて、「味噌」ベースの汁に「角餅」の雑煮。みなさんの家でもこの組み合わせでしょうか?味噌でなく「すまし」の方、角餅でなく「丸餅」の方など様々なのではないでしょうか。全国各地で、様々な雑煮が食べられているようですが、各都道府県内では、雑煮のタイプは同じという場合が多いようです。餅については、一般的に関西は丸餅、関東は角餅と聞いたりします。しかし、三重県では、各地で違ったタイプの雑煮が食べられています。雑煮の分布については、図のとおり。そんなこともあってか、三重では。「あんたの家では、どんな雑煮食べるん?」と雑煮の話で盛り上がることがしばしば。

どうしてこのような状況が生まれたのでしょうか。理由は、三重が、日本列島の中間に位置し、東西文化の分岐的な位置にあるということがあるからです。江戸時代に、「お伊勢参り」が流行し、各方面から街道を通り、多くの人が三重を行き交ったことも影響しているはずです。また、南北に長く各地に異なる食文化が発生し易かったことも。

Bunpuzu私の場合、鈴鹿市に住んでいて、分布図で言うと赤色の部分に位置します。「赤色=角・みそ」となっていますので、分布図の通りです。みなさんの地域の雑煮はどのタイプでしょうか?雑煮を通して、「みなさんの地域の食文化が、三重県内のどの地域へ影響しているのか?」見えて来るかもしれません。(宮崎達哉)

三重の雑煮の分布
画像提供:学校法人大川学園理事長 大川吉祟氏

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