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2009年12月 7日 (月)

【東京】最強火力に舌鼓、これぞ韓国鍋の味「ナクチチョンゴル」

Nabe 先週訪れたソウル市中区明洞(チュング ミョンドン)。夕刻を迎えると小山のような荷物を積んだリヤカーと自転車、自分より大きな荷物を担いだ人たちが、大急ぎで夜の屋台を出し始めます。ぶつかったら大怪我でもしそうなスピードは、まるでお祭りの山車を繰り出すかの様。明洞の商人達はやる気満々の大忙しです。

その明洞を歩き回るうちに、お腹は空くし、足下から冷えてくるしで「こりゃチゲ(鍋料理)でも食べて体温上げないとね」ということになりました。旅行会社のガイドさんに貰った割引券を握りしめ、チゲの店に挑戦 (朝鮮?!)しました。
気合いの入った沸騰ぶり。香り立つ熱々うま辛スープに食欲倍増!。

ガイドブックにも出ているこの店では、既に沢山の日本人旅行者が店自慢のチゲに舌鼓を打っています。席に着いて、穴があくほどメニューを見た結果「今まで一度も食べ たことがないものを食べよう!」と「ナクチチョンゴル(テナガダコの鍋)」を注文しました。「これだけで足りるかな?」と相方と相談していたら、隣の席の日本人旅行者から「大丈夫、きっとお腹いっぱいになりますよ」というアドバイス。日本で外食をする時、隣の人と話すことなんか滅多にないけれど、こうして同国人に助けてもらえるのも旅先ならではのこととちょっと嬉しくなりました。

Nakuchi運ばれてきた鍋には澄んだスープが張られ、ネギ、キャベツ、春菊、エノキダケ、エビ、韓国のうるち米で作った餅トック、そしてざく切りにされた主役の「ナクチ(テナガダコ)」がばらばらと無造作に盛りつけられています。「うわ~、これがナクチ?!!」としげしげ眺めていると、店の人が日本語で「ハイ、火ヲツケマスゥ!」と言うが早いか、慣れた手つきでガスのスイッチをカチッと回しました。なんと火力は最強! 鍋から火がはみ出ています。スープはあっという間に沸騰し、鍋の底に隠れていた唐辛子粉がぼこぼこっ!と沸き上がって、みるみる内に鍋全体がオレンジ色に変わりました。唐辛子と海鮮の混じり合った強烈な匂いが立ちこめ、辛い物好きのハートをくすぐります。

早速スープを一口。「おおお!これぞ韓国の味!」大量の唐辛子が喉を通過して「ひりっ!」と一瞬焼ける様な熱さを覚えるほど。そして初めてのナクチです。「コリッ」とした歯ごたえの後「ニキッ」と歯がタコの肉に入って行く感じが野性的です。トックとの相性も良く、鍋の中身はあっという間に残り少なくなりました。「そんなに食べてないのに、随分量が減った気がするね。」と箸で鍋の「水深」を計測したところ、日本の鍋に比べてかなり浅いことが判明。「それならば…」と、更に「チヂミ」を平らげ、一息ついてふと店先の水槽を見ると、中には「ナクチ」がゆらゆらっと寝そべって次のお客さんを待っているところでした。(海月)
本場では踊り食いもする「ナクチ(テナガダコ)」。ゆる~く出番を待っています。

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