【和歌山】今が旬!「有田巨峰村」
みかんの里で有名な和歌山県有田で今、巨峰がたくさんとれています。「有田巨峰村」は、約30戸のぶどう農家が集まって観光ぶどう狩りを行っている観光ぶどう園団地です。約1カ月で2~3万人の観光客が訪れ規模は関西随一と言われています。
今回は中尾農園の中尾善二さんにお話をうかがいました。始まりは昭和47年、吉田佐一郎さんが、水はけがよく、昼と夜の気温の差が激しい旧金屋町川口のこの地が秋の果物の栽培に適していることに注目。数戸の農家で組合を作り、町に団体営農地開発事業として要請し、採択されました。昭和49年から工事がはじまり、53年にぶどう園が完成。広さは約36ヘクタール(360,000㎡)。4年後には観光客を呼べるほどのぶどうがとれるまでになりました。ほとんどが巨峰ですが他品種や柿、梨、桃なども栽培されています。初めてぶどう狩りをした私は、まず園いっぱいになっている巨峰に感動。たくさんのぶどうの下でとれたてを頬張る幸せ。お味は上品な甘さ。今年は梅雨が長く て味に影響が出るのではと心配でしたが、心配ご無用、おいしいです。大きな実が黒く色づいたぶどうを探して、たくさん持ち帰りました。地元価格は1kg900円。9月下旬まで楽しめます。有田にぶどうを食べに来てください。発送もしてくれます。(日比原さゆり)
■中尾農園
TEL&FAX:0737-34-3251
たわわに実った巨峰。今が食べごろです!
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