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2009年7月24日 (金)

【愛知】土用の丑の日

Hitsumabushi1今年は、7月19日、31日と7月に土用の丑の日が2回あるという珍しい年だそうです。土用の丑の日といえば、鰻ですね。夏バテ防止のために土用の丑の日にウナギを食べて栄養をつける習慣ができたのは、江戸時代中期にまでさかのぼるそうです。そのルーツについてはいくつかの説がありますが、有力なのものとしては、江戸時代の学者・平賀源内に由来するものです。知り合いの鰻屋から夏になると売り上げが下がることを相談された源内は、丑の日に「う」のつく物を食べると体によいという言い伝えから、「本日は土用の丑の日」と書いた張り紙を店頭に出したらよいとアドバイスしたところ、その店は繁盛しということです。これを見た他の鰻屋も真似をするようになり、それ以降、土用の丑の日にウナギを食べる習慣が定着したのだそうです。

さて、名古屋の鰻といえば「ひつまぶし」が有名です。「ひつまぶし」とは、ウナギの蒲焼を細かく刻んでご飯にまぶしお櫃に入れたものです。今でこそ、全国的に名古屋グルメのひとつとして有名になった「ひつまぶし」ですが、名古屋では本当にごくごく普通に食べられています。名古屋の鰻は、関東風とは異なり、蒸さずにそのまま焼きます。そのため香ばしく焼けた皮とやわらかい身のハーモニーが絶妙です。一般的な食べ方としては、一杯目はお櫃からそのままお茶碗によそって鰻そのものの味を楽しみます(写真上)。二杯目はネギなどの薬味を加えて新たな味わいを楽しみます。そして三杯目は煎茶(もしくはだし汁)をかけてお茶漬けとしてのさっぱりとした味わいを楽しむのです(写真下)。

Hitsumabushi2浜名湖や一色といったウナギの産地が近くに多いこともあり、名古屋市内には多くの鰻屋さんがあります。店の味は長年守り継がれてきたタレの味によって決まります。地元の知人に聞くと、有名店、老舗店にかかわらず、各人が異なる贔屓のお店があることに驚きます。これこそ、鰻が地域に深く根づいていることの証かもしれませんね。(大島千世子)

3杯目は薬味を添えてお茶漬けで・・・

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