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2009年6月22日 (月)

【北海道】エゾ鹿×美味=温暖化防止

Yukimomijiジビエの季節になるとフレンチでは欠かせない素材がエゾ鹿です。僕も昨年は平松宏之氏流からミシェル・ブラス氏流まで、14皿もいただきました。高タンパク低脂肪低カロリーで柔らかな肉質は本当に美味であり、注目のヘルシー食材なのはご存知の通り。

しかしこの鹿、増えすぎて農作物を荒らすだけでなく山奥の国有林では木の皮を剥いで食べるため木が立ち枯れてしまい、CO2を吸収してくれる森への被害も甚大です。では何故エゾ鹿は増えたのでしょうか? 天敵のオオカミが減少したことと、温暖化により雪が少なくなり冬に自然死しなくなったことが原因として挙げられています。つまり温暖化により“生かされてしまった”鹿が温暖化防止の妨げになっているという皮肉な循環が起きてしまっているのです。

捕獲を促すため通年の消費を拡大させようと、札幌のお茶の卸小売り「玉翠園」玉木康雄さんは、新発想でエゾ鹿肉をほうじ茶でコトコト煮あげつくだ煮にし「雪もみじ」として販売を始めました。
「私自身自分の食用のため1年に一頭だけ鹿猟をしていますが、いつでも誰でも毎日食卓でおいしく味わえるものを作りたかったのです。お茶の種類や濃さを変え試作し、コレだっ! と思ったものが出来上がりました。家庭で召し上がっていただきたいですが、大量生産はしません。エゾ鹿が適当数になったらすぐに止めたいのです。それが自然には一番いいと思うからです」
通販で購入できます。お茶漬け(やっぱりほうじ茶が合います)や酒の肴に是非!(大槻正志)

●お茶の玉翠園
http://www.gyokusuien.co.jp/
「雪もみじ」、豆腐、ミョウガや青しそや生姜などの香味野菜の千切り、キムチをぐちゃぐちゃにかき混ぜたものに、醤油とゴマ油で味付けし、卵黄を乗せたものを熱々のご飯にかけて食すのがマイ・レシピ。最高にウマイっす!

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