« 【宮城】夏の香りのするお雑煮 | トップページ | 【富山】引き継がれるべきもの »

2009年1月23日 (金)

【秋田】お雑煮?きりたんぽ汁?

Osechi 秋田に来て4年目ですが、年末年始は静岡の実家に帰るか、名古屋の友人宅でパーティーをするので、秋田でお正月を迎えることはありません。実家や友人宅でのお正月は賑やかで良いのですが、子供の頃とは違っておせち料理の手作り比率が下がり、料亭やホテルのお節料理になることが多くなってきました。それでも、お雑煮だけは手作りであることに変わりはありません。両親ともに関東出身の我が家のお雑煮は、鰹出汁のすまし汁に鶏肉、かまぼこ、青菜(小松菜やほうれん草)を具にしたお雑煮です。
料亭の重箱お節 重箱にきれいに収められています。

Zouniせっかく秋田で働いているのだからと、今年は秋田のお雑煮を地元の方々に聞き、自分でも作ってみました。お雑煮について聞くと、皆さん熱い思いを語ってくれました。
秋田は藩政のころの名残もあって、県北・県央・県南で食習慣が違うと言われています。お雑煮も地域ごとで違い、さらに沿岸部と内陸部でも違いがありました。県南ではお正月に、汁仕立てのお雑煮を食べることが少ないようです。お餅を焼いて小豆や餡と一緒に食べることの方が多いとのこと。県央と県北では、醤油仕立ての汁に、具は鶏肉・マイタケ・セリ・ニンジン・山菜類に四角い切り餅と、同じようなものですが、出汁の取り方が魚系と鶏ガラ系に分かれました。前回紹介した比内地鶏の産地がある県北では、鶏ガラで出汁を取るという方が多かったです。沿岸部では、この具に海草類(ギバサや岩のり)が加わるようです。(齋藤文信)

秋田のお雑煮 餅をきりたんぽに変えたらきりたんぽ汁です。具はほとんどきりたんぽ鍋と同じ。

|

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 【秋田】お雑煮?きりたんぽ汁?: