【北海道】私の正月は箱根駅伝TV観戦のみ(涙)
コンサート・イベントを生業とする者にとって、大晦日は年越しライブ、まして今年は元旦早々から一日2回公演のライブが。『我が家、我が町のお雑煮』。こちとらずっと独り者、帰る故郷も無いしねぇ。一人でおせち買って喰ったってねぇ…。結論。「僕に正月は無い」。以上、ブログ終了!
なんちゃって、少しはテーマに沿うべく、部下の菅原君の奥様のご実家のお雑煮を紹介しましょう。この余市町のご実家は、つい最近だとTBS系『ぴったんこカン・カン 新春スペシャル』で安住アナと石塚さんが訪れ、ヘラガニや新巻鮭の薫製を「まいう~」と食していた50年続く名店『南保留太郎商店』。北海道の雑煮は、明治以降に本州からの移住者が移り住み開拓された土地柄ゆえ、各自のルーツにより具材や味付けはバラバラなのです。多いのは関東風の焼き角餅入りしょうゆ味でしょうか。南保家のお雑煮は、昆布と鰹節のお出汁に、豚肉、高野豆腐、長葱、三つ葉、そして焼かない角餅。気取りのない素朴な暖かさに満ちていてうらやましいのです…。
写真上が「南保留太郎商店」のお雑煮。商店のこの時季のオススメは、鮭半身の「インディアン・スモーク」と「ペッたら」というスケソウたらの薫製。人気の甘エビの薫製は4月から。旨みの詰まったヘラガニは店頭のみでの販売です。
元旦、私は楽屋で出演アーティスト用に鍋を作りました。「鮭(しゃけ)鍋ィベェ~」(シャケナベィベェ~)と名付けた、石狩鍋をアレンジしたROCKなお鍋です。大鍋で20人前作りますが、カセットコンロで作るので火力を補うプロの技(?)が光ります(笑)!具は鮭の他、つみれ、キノコ、筍、白菜、葱、水菜などで、味は塩と擦った生姜のみ。こんなオヤジが作ったとは思えない優しい味なのよ(自画自賛!)。(大槻正志)
アーティストにはけっこう評判で、aikoやSuperflyやUVERworldのブログ、DEPAPEPEのライブDVD、J(S)Wのドキュメンタリー映画などにも登場している鍋です。
●南保留太郎商店
http://www1.ocn.ne.jp/~nanpo/
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