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2009年1月 9日 (金)

【東京】昔韓国風、今日本風、そして初外食

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お待たせいたしました。2009年のアンバサダーブログ、本日からいよいよスタートいたします。今月は、各地に散らばるアンバサダーが足並みを揃えて「我が家のお正月料理」を発信。 思い出や地元ネタありの、レアな食情報満載です。どうぞお楽しみください!(管理人)
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子供の頃、年末年始は三重県にある両親それぞれの実家に行っていました。お正月準備の手伝いのまねごとをし、叔父たちに面倒を見てもらい、お年玉を集金し、と楽しいことが目白押しでしたが、唯一憂鬱だったのは韓国式法事(チェサ、本来は旧正月ですが、在日の人は新暦のお正月にしていることも多いようです)の料理でした。20種類くらい料理があるのですが、好き嫌いの多かった私は、皮つきの蒸し丸鶏を、神経質に皮をはずして肉だけ食べるぐらいしかできず、あとはみかんばかり食べて空腹をまぎらわせていた記憶があります。大人になってなんでも食べられるようになってからは、逆にお正月に両親の実家に行くこともなくなり、外食で韓国料理を食べるたびに、昔はもったいないことをしたなと思います。

Tai今はもっぱら日本風お正月料理です。うちのお雑煮は、昆布のみでだしをとり、白味噌を濃いめに入れ、具は削り鰹だけです。これに新潟県岩室村のコシヒカリ(最近友達に教えてもらいましたが、ここのお米は今まで食べたなかで一番おいしかったです)で作った餅を入れます。今年は初めて百貨店でおせち料理も頼み、鯛も取り寄せてみましたが、主役はやはり肉でした。神戸の老舗・大井肉店のローストビーフ1キロを、二人で切っては食べ、切っては食べし、二日で完食しました。

Osechi新年初外食をどこでするかというのもいつも悩むところですが、今年は、「料理通信」でも何度か取り上げられた新生ブノワが3日から営業しているということで、全く迷わずに済みました。1年の外食運を占う初外食、と勝手に位置づけていますが、これが今年はどのように出たか、また担当ブログで取り上げたいと思っています。(金 信秀)

紫野和久傳のおせち。大変きれいでした。

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