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2008年11月 7日 (金)

【東京】関内で気合いのピザ

Sisiliya1 先月のブログでは、山手線より西に出ることはほとんどないと書きましたが、実は、最も頻繁に行くお店は、横浜の関内にあります。「シシリヤ」というナポリピザのお店です。ここも『料理通信』の記事を見てから行き始めたのですが、かれこれ50回は通っています。

関内駅から歩いて5分。ベイスターズ通りから路地を入ったところにあります。

お店の雰囲気はまさに記事のとおりで、店主兼ピザ職人の小笠原さんが、黙々と薪窯(クヌギを使っているそうです)に向かってピザを1枚ずつ焼いており、その周辺だけ異様なぐらいの緊張感に満ちています。ピザの生地を成形する場所は外に面しているので、前の歩道を通る人が時々のぞきこんだりします。しかし、小笠原さんは気を散らされる様子など全くなく、丸い生地を平たくのばし、ぽんぽんとたたき、大切そうになで、端を切り取っています。その様子はまるで芸術品をつくっているよう。焼いている間は、窯の中を文字通りにらみつけ、焼き上がったら皿にのせて焼け具合を確認しますが、この1分ほどの間、小笠原さんは、他の店員さんが後ろを通るのも気を遣うようなオーラを漂わせています(ピザを窯に出し入れするための道具が長いので、不用意に後ろを歩けないというのもあるのですが)。

Sisiliya2 ここに来たら、2人で軽い前菜1品とピザ3枚で決まりです。水牛のモッツァレラが2倍量入ったDOC(ドックといっています)が最高。溶けたミルクが皿にこぼれるのももったいなく、全部ピザですくいとります。2年以上通い続けた結果、秋口の乾燥した日は、ピザがとりわけおいしいことに気づきました。単に涼しくなって食欲が増進しているだけかもしれませんが。(金 信秀)

お店から出ている長い煙突が目印です。

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