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2008年9月 8日 (月)

【東京】シェフを独占できるレストラン

Grandbourg1 いまどきの東京にこんなお店が! という非常に貴重で不思議なフランス料理のレストランを紹介します。とにかくあまりお客さんがいません。今まで80%の確率で、ディナータイムにお店にいるのはシェフと自分たちだけでした(ランチはかなり混むようですが)。でも落ち着いたインテリアで、料理は毎回思い出に残るすごいものばかりです。なぜこうなのかというのは、シェフと話しているとだんだん理解できます。シェフの野部さんは、ホワイトアスパラ、ポルチーニなどの季節の輸入食材も、本当に満足のいく状態(ちょうどいい太さ、空輸時の保存の具合など)でないと仕入れず、返してばかりだそうです。また、例えばカキを仕入れたときは、まず自分で2人前を食べて大丈夫なことを確認してからお客さんに出すそうです。

陰影がある感じの路地を入っていきます。

Grandbourg2_2 坊主頭で修行僧のような雰囲気をかもし出す野部さんは、その外見通りいろいろな意味で非常に「堅い」です。雑誌の取材で、想定される読者層によっては、読者に受けいれられがたいようなディープな料理をわざと選ぶこともある、プロ向けのものも含めて料理関係の本や雑誌は一切読まない(読むと影響されてしまう)、など、理想を求めて他におもねることのない姿勢には、ほとほと感じ入ります。もちろん決して怖いかたではありませんのでご心配なく。レストランの名前は「Le Grandbourg(ル・グランプル)」。最近ある有名な雑誌に掲載されたそうですので、まるで別世界で食事をしているような今の情緒もなくなってしまうかも知れず、喜ばしいような残念なような気持ちです。(金 信秀)

アール・ヌーボー調というのでしょうか。別世界への入り口です。


*ちなみに『料理通信』では、2007年5月号でご紹介させていただきました。(管理人)

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