« 【富山】 地ビールの造り手その1「地ビール界のイチロー」 | トップページ | 【新潟】 食事とストレス »

2008年8月25日 (月)

【北海道】 札幌でもフレンチのクラシック回帰の波が

Vichyssoise 7月7日付、東京発信の記事で紹介された「サラマンジェ」の流れを汲む「ビストロ ヴァンテール」。同じく「現代風にアレンジされていない本物のフランス郷土料理を」というコンセプトの元、メニューにはクネル、パテ・アン・クルート、アンドゥイェット、バヴェット・ステーキなど直球勝負の料理名が!

まずは季節の一品「ポタージュ・ヴィッシソワーズ ポロ葱のソルベ 洞爺湖仕立て(メニュー表記まま)」。ほうれん草で色づけした日高産のポロ葱のソルベをサミット会場・洞爺湖の中島に見立て、湖水となるヴィシソワーズの中にはコンソメのジュレが。ソルベ3:ヴィシソワーズ7の割合で口に入れるのが黄金比率とみました。
なんと手間の掛かった涼しげなお皿でしょう!身悶えする味です。↑

Quenelle看板メニューの一つ「タラバガニと北の鮮魚のクネル サラマンジェ風」。クネルとは平たく言うとはんぺん。粉を使わずタラと帆立のみで作ったクネルのフワフワ感は絶品。タラバガニとウニの旨みがソース・アメリケーヌに染み出して悶絶します。
この他足寄町の石田めん羊牧場から一頭買いする羊料理の鮮烈な味もゼヒ! 運が良ければ脳やアキレス腱などの貴重な部位を食せるかも。

こちらはクネル。作るシェフも少なくなった古典料理ですが、美味い。すべて北海道の食材で作られているので新鮮さが隠し味かも。

ビストロゆえ一皿を取り分けたり、パンでソースをぬぐう行為も許されるような気がします。ビストロゆえサービス料はかかりません。単なる懐古ではない“新しい”料理を前に、フレンチの明日を夢見るのも一興かと。(大槻正志)

ビストロ ヴァンテール
札幌市中央区南3条西2丁目KT3条ビル1F 
TEL 011-232-2022

|

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 【北海道】 札幌でもフレンチのクラシック回帰の波が: