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2008年6月13日 (金)

【東京】 食で感じる街の魅力

鹿児島から進学で上京した私に、東京は駅ごとに違う表情がありとても新鮮でした。犬がお散歩マーキングをするように各駅停車して路地を歩き回り、自分の頭の中の白地図を埋め広げていきました。

私のマーキングは、その街での収穫物を体の中に取り込むことで、生き生きとします。あそこの駅の肉屋のコロッケ、あの街のパン屋のクロワッサン、あのおばあちゃんのつくる塩大福、といった具合です。都内の地図はだいぶカラフルに色づき、食べ物屋、酒屋、飲み屋、バー、拠点ポイントのバリエーションも増えました。

引越しを繰り返し、今は武蔵小山が私の街です。街には、わざわざ訪ねなくても帰り道にふらっと立ち寄れる気のおけない場所があるものですが、ここでは八百屋がそれにあたります。駅西口の小山台高校の脇にある小川さんの店。看板もない店先に並ぶのはラップされていないぴんぴんの野菜達。元米屋の小川さんが横浜の農家から直接仕入れた野菜を並べます。

「自慢できる、季節のいいものを置く」小川さんは野菜目利きで、会社帰りに明かりが見えると足も速まります。「おじさーん、今日は何?」「露地トマトが出始めたよ」。これからの時期、段々と店頭はトマトの赤で埋っていきます。折れ目のつかないくらい元気なニラに出会えるとラッキー。究極1080606のブロッコリー今年はいつ頃かな・・・。あれこれ欲張る私に「今日食べ切れる分だけ買えばいいよ。明日は明日のいいものがあるよ」。
端境期の残暑は休みも増えますが毎日15時くらいから22時くらいまでやっています。(松山聖子)

ピカピカのトマトが並ぶ光景はさながら武蔵小山のプチ・マルシェ。つきたての餅や自家製の金時豆や梅干もおすすめ。


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松山聖子:薬のお世話になったのは人生片手の指ほど丈夫な胃腸で親に感謝。名前の通り聖夜に生を受けた真性の食いしん坊。酒がドクターストップの今、酒類を茶、コーヒー、水にシフトして飲み比べ。循環と螺旋構造(宇宙、人体、ゴルフ)に今夢中。金融機関OL。
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