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2008年6月18日 (水)

【秋田】 旬を迎えた秋田の特産品「じゅんさい」

Photo じゅんさいは、きれいな水の池や沼に生育するスイレン科ジュンサイ属の水草で、スイレンなどと同じように葉を水面に浮かべる水草です。米どころ秋田では自然沼のほか、休耕田と白神山地水系からの豊富な水を利用した人工沼による栽培も盛んで、秋田県山本郡三種町が日本一のじゅんさい産地(全国収穫量の80%以上が三種町産)となっています。5月~8月が旬で、じゅんさい沼に小舟を浮かべた摘み取り風景は、初夏の風物詩となっています。最近は「摘み取り体験」ができる場所も増えているので、週末に行ってきました。

Photo_3 食用となるのは、まだ葉が開ききっていない水中の若芽や若葉で、寒天のようなヌルヌルしたゼリー状物質に覆われているのが特徴です。じゅんさいにはミネラルのほか、食物繊維が含まれ、低カロリー(100g当たり5kcal)食品として、酢の物やお吸い物など和食を中心にさまざまな料理に使われています。ちなみに、秋田県外出身の私がじゅんさいを初めて食べたのは、銀座のステーキ店のコンソメスープの浮き実として(都会らしい食べ方です)で、そのときには海草だと思っていました。

地元では「じゅんさい鍋」を新たな食べ方としてPRしています。じゅんさい鍋については、このページをご覧下さい。(齋藤文信)
http://shoko.skr-akita.or.jp/yamamoto/junsai/index.html  (外部リンク)

写真上:小舟で水中にあるじゅんさいを摘み取ります。上手な人だと1日に30~40kg摘み取ります。写真下:とれたての生じゅんさいです。飲食店では小さな芽葉が数個程度入ったものが出されますが、産地では大きめのものも頂きます。

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齋藤文信:子供の頃は少食な食いしん坊。今は農林水産系研究機関の研究員。食べることを楽しむことはもちろんのこと、食べ物について、見たり聞いたり話したりすることが大好きです。でもグルメではありません。「農場から食卓、食卓から農場を考える」がモットーです。
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